ヤンゴンでコレラ感染者が5名いると軍評議会が発表
2024年07月07日付 その他 - エーヤーワディータイムズ 紙
(写真)ティンカーラウィモウッティ社会支援組織
(写真)ティンカーラウィモウッティ社会支援組織

ヤンゴンでコレラ感染者が5名いると昨日7月6日夜に軍評議会の報道官ゾーミントゥン少将が報道機関に対して話した。

同氏は先日7月3日、ドーポウン区ヌウェーエー地区、テーグウィン不法居住地区で下痢の症状がある12名が見つかったところから発生したと述べた。

発生から4日の間でコレラ感染者は5名発見されたが、何名が下痢のために入院し治療を受けたのかは分かっていない。

下痢の症状が発生した地区を検査したところ、住宅166軒、住民646人、トイレ12か所しかなかったため、その場所で初めて発生したことがわかった。

ヤンゴン市内にあるそれぞれの病院に入院して治療を受けている下痢患者の便のサンプル検査を実施したところ、コレラ菌保有者が5名見つかり、ヤンゴン総合病院で4名、ヴィクトリア病院で1名となっており、残りの患者からは(コレラ菌は)見つからなかったとゾーミントゥン少将が話した。

さらに少将は、下痢の症状のために入院していた患者のなかの1名は病気(下痢)のためではなく、以前から患っていたヒト免疫不全ウイルス(HIV)が原因で亡くなったと話した。

上記の下痢症状の発生がみられたた地区では臨時診療所を開設し新たな患者を受け入れて治療しており、飲料水の配布、地区内で(水への)塩素添加を実施していると軍評議会が述べた。

現在、ターケーダ区にある路面店や各種あえ物(混ぜ物)店は約1週間(7日間)閉店しなければならないことが地元の人々から明らかになった。

下痢の症状を発生させないために、手を石鹸でしっかりと洗うこと、飲用水は沸騰させたものを飲むこと、ごみや廃棄物をきちんと捨てること、飲食物は清潔に取り扱うことと、ハエが集った食べ物を食べないことによって予防できると国民統一政府(NUG)の保健省が通知した。

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( 翻訳者:I.M )
( 記事ID:6958 )