インセイン刑務所の受刑者が金銭を徴収されているとPPNMが発表
2024年07月13日付 その他 - RFA 紙
ヤンゴン市インセイン刑務所の入口の様子 2022年2月12日撮影(RFA Photo)
ヤンゴン、インセイン郡区のインセイン中央刑務所で受刑者らから違法な金銭徴収が行われているとミャンマー政治犯ネットワーク(PPNM)が7月6日に発表した。
刑務所内の壁の塗装や物置の修理を始めとする様々な名目で、政治犯を含む受刑者らから月に6万(チャット)ほどが徴収されているという。
刑務所の修繕費用として受刑者らから金銭を徴収する権限は(刑務所当局には)ないとミャンマー政治犯ネットワーク(PPNM)の責任者がRFAに語った。
「受刑者らから金を徴収し、刑務所の修理をするなどおかしな話だ。国家政府は刑務所のために、刑務所局に予算を確保している。これは刑務所局が責任を持つべきことだ。受刑者らから金を徴収するということは、現状だと自費で拘留されているようなものだ」。
お金を払えない受刑者らに対し、房長が様々な形で虐待を行うことも刑務所当局側は許しているとタイトゥンウー氏は語った。
PPNMの発表によれば、ダビェー舎のピョーゾーへイン舎監、アウンチョーテーことパーパウッ兵長、殺人罪で服役しているカラ―ビャー房長が金銭の徴収を主導している。
インセイン刑務所以外の刑務所でもこのような違法な金銭の徴収が行われており、2024年に入って更に悪化しているとPPNMの責任者のタイトゥンウー氏が述べた。
この件についてRFAとして独自に確認できておらず、正確に把握するためにRFAは軍評議会の刑務所局の責任者に電話で問い合わせたが、返答はなかった。
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( 翻訳者:M.S )
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