ダウェイで、子どもと若者の間で下痢の病気が発生
2024年07月15日付 その他 - カレンインフォメーションセンター 紙
写真:ヌゥエウーミッター戦争避難民支援グループ
写真:ヌゥエウーミッター戦争避難民支援グループ

タニンダーリ管区ダウェイ市にある村落と市内の病院では、子どもと若者の間で下痢の病気が多く発生していることが、地元住民から分かった。

ダウェイ市では6月最終週から市内ほとんどの地区で子どもと20歳前後の若者の多くに下痢の病気が発生しており、今月7月最初の週には医療機関に来て治療を受ける人が明らかに多くなってきたことを、ダウェイ市の女性患者が語った。

「病院では家族全員で下痢にかかっている人もいた。ほとんどが子どもや若者に、発症がより多くなってきている。(病院に)来たら、子どもと若者がより多かった。1日に少なくとも3人以上いる。お金が払える人は民間病院に行くことが多い」と本紙に語った。

その下痢の病気は、清潔でない食べ物を飲み食いしてしまったことから発生していて、年配者と子どもよりも、外で活動し行き来している20歳以上の年齢の人に多く発生しているが、重篤な人や死者はまだいないことをボランティア医療従事者の男性が語った。

「人々が、今多く発生している米の研ぎ汁のような下痢をすることも心配している。亡くなった人はまだいない、知る限りでは。しかし、下痢をし過ぎて水分不足になったため、意識を失う患者が出てきている。注意はしなければならない。できる限り一番清潔にしているのが良い」と本紙に語った。

加えて、ダウェイ郡内にある東部山岳地域で暮らしている戦争避難民も、今の雨期には子どもたちと年配者に下痢の病気が発生しているが、命を失った人はまだいないということが戦争避難民支援者の話から分かった。

同様に、ヤンゴン管区のいくつかの郡/区では、下痢の病気のため、7月6日から12日までの間、入院して治療を受けていた患者が534人にまで増えていることを地元のニュースメディアの抜粋記事から分かった。

下痢の病気を予防するために、手をきれいに洗うこと、清潔な水を飲むこと、食べ物の中まで火が通ってから食べること、食べ物にハエがたからないように注意するようことと、激しい下痢の病気になったと疑われる場合は保健所及び公立病院に行って治療することを、地域の保健所が促していることが分かった。

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( 翻訳者:H.T )
( 記事ID:6965 )