独立記念塔からヌサンタラ新首都への紅白旗パレード、「マウン戦術車両」で行われる
2024年08月11日付 Kompas 紙
独立記念広場からハリム・プルダナクスマ空港まで国旗を運ぶ「マウン戦術車両」
独立記念広場からハリム・プルダナクスマ空港まで国旗を運ぶ「マウン戦術車両」

ジャカルタ、kompas.com配信
大統領官邸は、8月10日、紅白旗の複製と独立宣言の原稿のパレードについて発表した。

パレードは独立記念広場から始まり、中央ジャカルタから東ジャカルタのハリム・プルダナクスマ空港、そして東カリマンタンのヌサンタラ新首都へと進む。

大統領官邸のプロトコル・報道・メディア部門の補佐官であるユスフ・プルナマによるとパレードは8時に始まる。

独立記念公園で同氏は「西部インドネシア時間のちょうど8時、つまり中央インドネシア時間の9時に行われる」と述べた。

同氏によると紅白旗パレードの議事日程は大統領官邸長官ヘル・ブディ・ハルトノが取り仕切る。

パレードにはジャカルタ観光大使180人、ジャカルタの国旗護衛隊と行政大学の学生122人、専門学校の学生、公務員が参加する。

また、地元の芸術作品も一緒にパレードを伴走するために登場した。

パレードのルート

複製の紅白旗と独立宣言の原稿のパレードは、独立記念日の記念行事として毎年行われるとユスフ氏は説明する。

独立79周年の今年に限っては、例年とは違うルートでパレードが行われる。

「例年は、モナスからムルデカ宮殿までを行進する。今年はモナスからヌサンタラ新首都までパレードをし、歴史を作る予定だ」とユスフ氏は語る。

「モナスから行進を始め、ハリム・ペルダナクスマ国際空港に至るまでに、馬の彫像、タムリン通り、ホテル・インドネシア前ロータリー、スマンギを経由し、終着点のハリム・プルダナクスマ国際空港まで行進する」と説明した。

モナスからハリム・プルダナクスマ国際空港までのパレードは、約14キロの距離で、およそ1時間15分所要する予定である。

紅白旗は「マウン戦術車両」によって運ばれる

興味深いことに、紅白旗の複製と独立宣言書は、国内生産であるピンダッド社製の「マウン戦術車両」によって運ばれる予定だ。

ユスフ氏は、「今回のパレードが、紅白旗の複製と独立宣言の原稿がジャカルタの外に持ち出される初めての機会だ」と話した。

紅白旗の複製と独立宣言の原稿が新首都ヌサンタラに運ばれるのも、初めてのことである。

「確かに、複製旗と独立宣言書がジャカルタから新首都ヌサンタラに持ち出されたのはこれが初めてだ」
「そして興味深いのは、複製旗と独立宣言書はピンダッド製の軍事用車両を利用して運ばれることだ。これも国内生産を増やす方法の一つだ」とユスフ氏は語った。

ハリムから新首都ヌサンタラへ
ハリム・ペルダナクスマ空港に到着後、インドネシア空軍のボーイング機を使用して旗と独立宣言書がヌサンタラに輸送される予定だ。

その後、ハリム・ペルダナクスマ国際空港に到着した後、旗と独立宣言の原稿の複製はインドネシア国軍空軍のボーイング機を使って新首都ヌサンタラに輸送される。
紅白旗と独立宣言の複製は同日、すなわち2024年8月10日に新首都ヌサンタラに到着する。スルタン・アジ・ムハンマド・スレイマン国際空港に到着するやいなや、旗と独立宣言の原稿の複製は新首都ヌサンタラの国家宮殿に運ばれる予定だ。
その後、旗はジョコ・ウィドド大統領から2024年の国旗掲揚隊に手渡され、来たる2024年8月17日に新首都ヌサンタラの国家宮殿で掲揚される。

今回のパレードは初めての試みであるため、ユスフ氏は土曜日の朝、パレードを成功させるための協力を人々に呼びかけた。
また、同氏はパレードの祭列がヌサンタラに到着するまでスムーズに進むよう、祝福を求めた。
「これは歴史的に初めてのことなので、我々が共に願っているようにこの行事がうまく順調に進むことを祈る、社会全体そしてインドネシア国民からの祝福をもらえれば」と同氏は述べた。

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( 翻訳者:田村衣折 )
( 記事ID:6966 )