カター市で国勢調査実施時に戦闘発生
2024年10月16日付 その他 - RFA Burmese 紙
2023年1月11日、ヤンゴン市のある地区で国勢調査を実施している人々
昨日10月6日の昼頃、ザガイン管区カター市で国勢調査を実施していた人々の警備にあたっていた軍評議会の軍とカター国民防衛隊との間で戦闘があったと防衛隊員が述べた。
市外で国勢調査員の警備にあたっていた、カター市に拠点を置く第309軽歩兵大隊との間で、ダダーウー村とアウンポウン村付近で戦闘が発生したと防衛隊員が本紙に語った。
「市内での国勢調査実施中に、市外でパトロールをしていたときに戦闘が起こったのだ。戦闘は11時から12時くらいまでだった。戦闘はカター市に近いアウンポウン村とダダーウー村の近くで起こった。」
戦闘は1時間ほど続き、双方の部隊の死傷者の状況はまだ詳細に分かっていない。
カター市内では、10月5日から軍評議会の軍、警察及び公的機関が合同で、カター市第4地区と第8地区で国勢調査を開始していると地元住民が話した。
カター県に属するインドー郡とティーチャイン郡では国勢調査が実施できておらず、カター市とバーマウ市内の地区のみで、警備の下、調査が実施されているという。
この状況に関して、軍評議会のザガイン管区報道官である社会問題大臣ウー・ニュン・ウィン・アウンにRFAが電話で問い合わせたものの、返答は得られなかった。
10月1日に全国で国勢調査が開始しており、ザガイン管区37の郡中27の郡にて1,026人を動員し、国勢調査が実施されていると10月2日に軍評議会が発表した。
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