プラボウォ大統領、訪米中にCIA長官と会談
2024年11月14日付 Kompas 紙
中国・北京の首都国際空港にて敬礼を行うプラボウォ大統領
中国・北京の首都国際空港にて敬礼を行うプラボウォ大統領



kompas.com配信
プラボウォ・スビアント大統領は、アメリカ合衆国ワシントンD.C.のインドネシア大使館で中央情報局(CIA)のウィリアム・J・バーンズ長官を迎えた。CIA長官の訪問は、去る11月12日に行われた同大統領のアメリカ公式訪問の一環であった。アンタラ通信が去る11月13日に報じたところによれば、会談にはCIAの東アジア・太平洋・ミッションセンター(EAPMC)のヘンリー・キム補佐官およびカルロスジャカルタ支局長が同席した。一方、プラボウォ大統領側にはスギヨノ外務大臣とテディ・インドラ・ウィジャヤ内閣書記官が同席した。

非公開で行われた会談
報道によるとプラボウォ大統領とCIA長官の会談は非公開で行われた。同大統領の米国訪問は、同国からの名誉招待に応えるためのものだった。去る11月13日のKompas.comによると、同大統領は、現地時間の10月12日にアメリカ・ワシントンD.C.のホワイトハウスで、ジョー・バイデン大統領と二国間会談を行った。

この会談は、同大統領の二国間関係強化のための米国公式実務訪問の一環であった。同大統領は、大統領の車列とともに北西ゲートからホワイトハウスに到着した。 車がホワイトハウスエリアに入ると、米国50州の国旗を持った兵士の列が敬礼し、両国間の敬意と親しみを示した。その後、車はウェストウィングポルティコ前で停車し、同大統領がそこで降車すると、イーサン・ローゼンツヴァイク儀典長代理の歓迎を受けた。

ジョー・バイデンと対面するプラボウォ
インドネシアの国家元首であるプラボウォ大統領は、まずルーズヴェルト・ルームに案内され、今回の訪問の名誉の印として大統領の来賓名簿に記入した。この場面が、両国間の長い外交関係の歴史を背景とした高官会談の正式な始まりとなった。その後、同大統領はジョー・バイデン大統領の直々の歓迎を受けて大統領執務室へと向かった。

この会談は、両首脳が様々な分野での協力を含む多くの戦略的問題について議論する機会となった。これに先立ち、プラボウォ大統領は去る11月11日、訪米中にワシントンD.C.のフォーシーズンホテルのダンバートンルームで米国インドネシア協会(USINDO)の法人会員との会合を開いた。

その会談で、プラボウォ大統領はインドネシアに長年投資してきたアメリカの大手企業である、フリーポート、シェブロン、ゼネラル・エレクトリック、ジョージダウンの幹部と直接対話した。また、同大統領は、アメリカ企業がインドネシアの経済発展に引き続き貢献する熱意を示していることに対し、喜びを表明した。



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