リドワン・カミル・ススウォノ氏は不正を語る、プラモノ・ラノ氏は勝利を主張
2024年11月30日付 Kompas 紙
去る10月6日、クマヨランで開催されたJakarta International Expo(JIExpo)で行われたジャカルタ地方選挙の初の討論会に参加するジャカルタ知事と副知事の候補者ペア
去る10月6日、クマヨランで開催されたJakarta International Expo(JIExpo)で行われたジャカルタ地方選挙の初の討論会に参加するジャカルタ知事と副知事の候補者ペア



ジャカルタ、KOMPAS.com配信 - ジャカルタは混乱している。民主党の喧噪だけでなく、2024年ジャカルタ地方選挙に伴う勝利の主張と不正への非難によってだ。

その緊迫の最中で、ジャカルタ知事と副知事候補の2組が異なるストーリーを刻んだ。

候補者ペア番号1のリドワン・カミル・ススウォノ氏は不正行為を語り、候補者ペア番号3のプラモノ・アヌン・ラノ・カルノ氏は勝利を宣言した。

クリーンな民主主義のための1000万ルピアの競争

リドワン・カミル・ススウォノの選挙対策チームのリーダーであるアハマド・リザ・パトリア氏は、予期せぬ行動を取った。インスタグラムの個人アカウントを通じて、同氏ジャカルタ地方選挙における不正を報告した人なら誰にでも1000万ルピアの報奨金を送ることを公表した。

そのアカウントで、リザ氏はここでいう不正行為とは買収や生活必需品の配布などを指すと述べている。

「政党支援団体幹部や市民団体支援の幹部、ボランティアの支援団体幹部に対して、リドワン・カミル・ススウォノの選挙対策チーム内の証人であろうが、その外部の証人であろうが、選挙に影響を与え、警察とともに総選挙監視庁に対して報告しようと買収やスンバコの配布に関与した犯人をジャカルタ首都特別州の市民とともに逮捕することができた者には賞金1000万ルピアを出来事に応じて現金で付与する」とリザ氏は去る11月27日、インスタグラムのアカウント@arizapatriaにて述べた。


この監視活動は、地方選挙における民主主義の公正性を確保することを目的として実施され、特に投票日の監視に重点を置いていて、一般市民も参加可能である。

市民は不正の発見があった場合、民主主義監視センターのホットラインまで、WhatsAppを通じて報告するよう呼びかけられている(連絡先:0821-1814-3432または0877-3334-5100)。


「私達は、ジャカルタ首都特別州の知事と副知事の選挙を誠実で公平かつ有益なものにするためにこのこのコンテストを実施します。どうぞよろしくお願いします」とリザ氏は書いた。

しかし去る11月27日の西部インドネシア標準時間7:46には、この競走のメッセージはリドワン・カミル氏の個人のインスタグラムからも、ススウォノ氏の個人のインスタグラムからも、もう見つからなかった。

クイックカウントと勝利宣言

一方で、去る11月28日、プラモノ・アヌン・ラノ・カルノ氏のペアは、南ジャカルタの南チプテにあるプラモノ氏の自宅で、勝利を宣言した。


プラモノ氏は、「3番目の候補であるプラム氏と、バン・ドエル氏の組は、ジャカルタ首都特別州の知事選挙の第1ラウンドに50.07%の票を獲得し勝利したことを宣言した」と言った。

プラモノ氏は、彼らはジャカルタ州総選挙管理委員会から集計結果を入手し、ジャカルタの全投票所から合計2,183,577票を獲得したと述べた。

「おかげさまで、去る11月28日、今朝の時点でC1 KWKの結果は、ジャカルタ州全選挙区の投票所で100%に達した」とプラモノ氏は発言した。

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( 翻訳者:花田結加 )
( 記事ID:6995 )