ウンドゥイン郡とミッター郡で軍が兵役のために若者100人近くをポーターとして拘束、フレーグー郡ではポーターとしての連行や金銭恐喝が起こっている
2024年11月22日付 その他-キッティッメディア紙 紙
徴兵のために強制的に集められた若者たち
マンダレー管区ウンドゥイン郡では7日間で村の若者80人超を軍が兵役のためにポーター(翻訳者注:戦闘の最前線で「人間の盾」として使われ、食糧や弾薬を運搬するための人)として拘束していったと地元住民が本紙に話した。
11月16日から今日までウンドゥイン市内と村では暴力的な軍が立て続けに若者をポーターとして拘束している。捕えられた若者らはカンスエー村、コンユワー村、ドンコン村、ヨーユワー村、ダインカウンコン村、ニャウンピンフラ村や、その他の村の出身である。軍は昼夜を問わず村に入り若者を拘束しており、道路上に検問所を設置し拘束している。
「軍が若者を捕えるのはニャウンピンフラ村ばかりだ。人数は20人を超えている。村と市内の合計で言えば80人以上になる。軍が捕えているのだ。ウンドゥイン市のテードー駅近くでも、犬(翻訳者注:軍や軍人に対する卑称)が毎朝のように取り調べをし、ポーターとして拘束している」と地域住民が話した。
兵役のためにポーターとして捕えられている若者全員は現在ウンドゥイン警察署に留置されており、まもなく軍当局の訓練所に送られる見通しとなっている。
同様に11月12日に暴力的な軍はマンダレー管区ミッター郡テインカンジー村の若者12人を兵役のために拘束し連行した。
また、ヤンゴン管区フレーグー郡チュンガレー村でも第8期徴兵のために若者に対するポーターとしての拘束や金銭の恐喝が起こっていると地元住民が話した。
暴力的な軍はフレーグー郡チュンガレー村に対して兵役のために若者2人を要求し、この若者2人を選ぶ際にくじ引きで決めたこと、チュンガレー村管理委員会は1世帯につき2万チャットから4万チャットを強制的に徴収していることがわかった。
「兵役から逃れるためには、1世帯につき男性がいれば4万チャット、男性がいなければ2万チャットといって徴収して回っている」と地元住民が話した。
暴力的な軍評議会は今年5月に軍事訓練所を開設して若者たちを強制的に軍務に就かせ、現在徴兵は第8期に至っている。
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( 翻訳者:KF )
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