第二次大戦期の不発弾が爆発しビアクを揺るがす、県警本部長が鑑識班を派遣し現場を閉鎖
2026年06月01日付 Kompas 紙

爆発による損壊の様子、ビアク・ヌンフォル県ビアク・コタ郡イェヌレス村にて。(KOMPAS.com/FINDI RAKMENI)
第
ビアク・ヌンフォル、kompas.com配信――去る5月31日の日中に発生した大規模な爆発は、パプア州ビアク・ヌンフォル県の沿岸地域を揺るがした。第二次世界大戦中の不発弾が原因になった可能性が高いとみられている。
この凄惨な事故が起きた正確な場所は、パプア州ビアク・ヌンフォル県ビアク・コタ郡ファンドイ区、ウォルター・モンゴンシディ通りの漁業団地である。このビアクでの爆発事故では死者および物的被害が生じたほか、数名の地元住民が現在まで行方不明と報告されている。
大きな爆発音に関する報告を受けた直後、ビアク・ヌンフォル県警察、インドネシア国軍、地方政府、および関係する政府機関により結成された合同の治安当局が、付近一帯の安全を確保するために事故現場へ急行した。
死者と行方不明者の情報
現場で得られた情報によると、ビアク・ヌンフォル県での爆発により住民2人の死亡が確認された。身元が確認された犠牲者は、ミラ・アヨルババさんと、子どものイスレル・ラウババさんである。
死者のほか、住民4人の行方がわからなくなっており、合同チームは引き続き集中的な捜索を実施している。
以下は、現在捜索が進められている被災者の情報だ。
● モリス・ラウババ:死亡したと報告されたが、遺体が発見されず現在も捜索中。
● デルフィン・ラウババ:行方不明(捜索中)
● ユリアヌス・ラウババ:行方不明(捜索中)
● アネス・マランドフ:行方不明(捜索中)
一方、現場で発見された被災者は、医療チームと治安当局によって速やかに救出され、近隣の医療機関にて治療を受けるとともに、所定の手順に基づく身元確認作業が進められている。
最新の情報では、死者は5人、行方不明者は3人に達したと報じられている。
「今回の事故により5人が死亡し、すでにビアク地域総合病院へ搬送された。一方で、3人については現在も行方が分かっていない」と、ビアク県警察本部長アリ・トレスティアワン警視正は去る5月31日夜の取材に対して述べた。
建物への被害と鑑識班による捜査
ビアクの漁業団地で発生した今回の爆発は人的被害をもたらしただけでなく、爆発の中心地点周辺にある複数の建物や住民の家屋にも深刻な物的被害を与えた。
この事故の正確な原因を解明するため、鑑識班は他の技術部隊とともに直ちに現場へ派遣され、事故現場における初動捜査を開始した。捜査員らは爆発の発生源を特定する手がかりを得るため、現場に残された破片や物的証拠の収集を進めている。
Kapolres Biak Numfor, AKBP Ari Trestiawan yang turun langsung memimpin jalannya evakuasi menegaskan bahwa pihaknya belum bisa memberikan kesimpulan final mengenai pemicu utama ledakan karena investigasi laboratorium forensik masih berjalan.
自ら救出活動の指揮を取るビアク・ヌンフォル県警察本部長アリ・トレスティアワン警視正は、科学捜査研究所の調査はまだ進行中であるため、県警察から爆発の主原因に関する結論を発表することはできないと述べた。
"Kami sudah melakukan sterilisasi TKP dan identifikasi bersama dengan seluruh aparat. Ada beberapa rumah yang kondisinya rusak dan kami juga mengidentifikasi beberapa korban. Tentunya kami belum bisa menyimpulkan penyebabnya, nanti akan kami laporkan lebih lengkap setelah hasil laboratorium dan penyelidikan keluar," ujar AKBP Ari Trestiawan dalam keterangan resminya, Minggu (31/5/2026).
「すでに現場保存を行い、組織全体で被害状況の特定にあたった。損壊した状態の家屋がいくつかあり、犠牲者数名の身元も確認している。むろん原因を結論づけることはまだできないが、鑑識と調査の結果が出た後により詳細な発表を行うつもりだ」と、去る5月31日の公式発表で同警視正は語った。
警察は現場保存にあたり、冷静さを保つよう住民に喚起
事故現場周辺の住民の安全を確保するため、ビアク・ヌンフォル県警察本部は直ちに規制線を張り、ウォルター・モンゴンシディ通りの漁業団地における保安措置を強化した。
当局による捜査と捜索の全プロセスが終了するまで、現地住民は爆発地点とその付近に近づかないよう強く呼びかけられている。これは当該地域でのさらなる危険に備えてのことである。
「我々は爆発地点近くの人々に、まずその地点に近づかないよう呼びかけている。事故現場の保安措置を行ったうえで、現在は初動捜査と現場保存を行っている段階だ」とアリ・トレスティアワン本部長は付け加えた。
それに加えて、県警本部長はあらゆる層の人々に対し、パニックにならず、平静を保ち、また情報を慎重に精査するよう呼びかけている。第二次世界大戦期の爆弾によると疑われている今回のビアクでの出来事について、真偽が確かめられていないニュースや記録(フェイクニュース)をSNSで広めないよう住民に求めている。
治安当局は、現場での捜査結果の重要な経過について、透明性を確保し正式に公表するとした。本記事の公開時点でも、インドネシア国軍、インドネシア国家警察、地方政府からなる合同部隊は引き続き現場で警戒態勢をとっている。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:酒井拓海 )
( 記事ID:7300 )