『南部におけるドンズー運動』を通して、20世紀初頭の歴史を振り返る
2026年04月12日付 VietnamPlus 紙
【写真】オメガ・プラス社が『“昔と今”雑誌』と共同で出版したベトナム史シリーズの一冊(Vietnam+)
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『南部におけるドンズー運動』を通して、20世紀初頭の歴史を振り返る
Nhìn lại một thời kỳ lịch sử đầu thế kỷ XX qua 'Phong trào Đông Du ở miền Nam'


本書は、歴史・社会科学分野における権威ある研究者たちの32の研究からなる選集であり、20世紀初頭のベトナムの政治・経済・社会状況についての豊富な資料体系と深い分析を提供するものである。


【写真】オメガ・プラス社が『“昔と今”雑誌』と共同で出版したベトナム史シリーズの一冊(Vietnam+)


20世紀初頭のドンズー運動は、長きにわたって、ベトナム民族の救国の道を探る道程における重要な節目として認識されてきた。植民地コーチシナにおいて、この運動は非常に際立った特徴を帯びていた。すなわち、行動的かつ実践的で、自主性の精神に満ちていた。

そのため、同書『南部におけるドンズー運動』は、専門的で独自の視点をもっており、民族共通の歴史の流れの中で南部地域が担っていた役割を解明することに貢献している。

本書は、ディン・スアン・ラム、ズオン・チュン・クォック、ヴォー・スアン・ダン、グエン・ヒュー・ヒウ、チュオン・ゴック・トゥオンなど、歴史・社会科学分野における権威ある研究者たちの32の研究からなる選集であり、20世紀初頭のベトナムの政治・経済・社会状況についての豊富な資料体系と深い分析を提供するものである。

筆者たちは、士大夫や知識人、実業界までを含むコーチシナにおける社会勢力が運動の提唱と維持に果たした役割を明らかにすることに注力している。

各研究は、青年を日本に留学させる活動や運動にとどまらず、財政基盤を築き、メディアを発展させ、連携のネットワークを拡大する努力についても指摘している。このことを通して、激動の歴史的状況における、行動的かつ実践的で自主性の精神に満ちた空間というコーチシナのイメージが現れてくる。

同書の重要なハイライトのひとつは、ドンズー運動を単に指導的中心部から受けて呼応した運動としてではなく、内生的な運動過程として解釈している点である。

各章は、特殊な政治的・社会的状況に直面したコーチシナの社会勢力の柔軟な適応性を際立たせている。とりわけ、「求援」(支援を求める)から「求学」(教育を求める)への思想の変遷が鋭く体系的に分析されており、知識・教育・改革の役割が救国に不可欠な道筋であるという理解が、次第に明瞭になっていったことを示している。



ドンズー運動は、1905年から1908年の約4年間存在できたのみであったが、ファン・ボイ・チャウとベトナム維新会による革命事業における大きな成果と見なされている。なぜなら、高い熱意を持ち、苦難を耐え忍ぶ伝統を有する新たな革命幹部を数多く育成することに成功したためである。その中の多くの人が、20世紀初頭の民族解放闘争における非常に献身的な革命戦士となった。

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( 翻訳者:東佳奈 )
( 記事ID:7330 )