毒を仕込んだとの話は誤りとヤカイン州政府談話(9-4: SupplementD)

2013年01月28日付 The Voice 紙
ヤンゴン市1月25日

 ヤカイン州シットゥエ市においてここ数日、飲食物に毒を仕込んだという情報が出回っているが、実際には毒混入は見つかっていないことを、ヤカイン州政府広報委員会(臨時)の書記長ウー・ウィンミャインが述べた。
 ベンガル人が多く暮らすシットゥエ市テージャウン村のほうから送られてきた夕顔の実に毒が発見されたと、チャウンテッラン地区およびローカナンダ・パゴダ近隣を含む4地域ほどで4日前から情報がでてきており、1月24日にも、毒が仕込まれた鶏卵がネープーカン地区で見つかったと地元民らが語った。
 これらの疑わしい情報に関し、毒混入の有無を保健局に送付して検査したところ、毒は入っていないと確認した旨、ウー・ウィンミャインが説明した。
 「ヤンゴンにまで送付して検査しなければならないような状況ではない」と同氏が重ねて述べた。
 ネープーカン地区に暮らす女性がユワジー北地区の市場で買ってきた2個の鶏卵を割ると、緑色の液体とともに卵黄が出てきて毒を仕込んであるように見えたので検査室に送付したことを、自身が見てきたというウー・ウェヒンアウンが語った。
 「殺虫剤のようなにおいがした。卵のひとつはにおいがとてもきつかった」とWan Lark Foundation役員(Director)の一人であるウー・ゾーゾートゥンが説明した。
 チャウテッラン地区(訳注:本文ママ)にあるブーディージョー(夕顔の実のてんぷら)店のひとつで、ミョウマ市場から買ってきた夕顔の実を揚げていたところ、色が白から緑に変化し毒が仕込まれているように見えたと同氏が述べた。
 しかし、先のウー・ウィンミャインは「鶏卵のようなものにどうやって毒をいれるのか。針で穴をあけて入れるしかないのに」と説明した。


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翻訳者:斎藤紋子
記事ID:9