大統領がリアウの煙について謝罪

2013年06月24日付 Kompas 紙
ジャカルタ、kompas.com配信
ユドヨノ大統領はインドネシア政府の名で、リアウ州の煙害を被っている国々に対して謝罪した。現在、リアウ州の泥炭火災による煙害を受けているのはマレーシアとシンガポール両国である。
「このたび起こったことにつき、私は大統領として謝罪し、さらにマレーシア、シンガポールの人びとの理解を求めたい」と、大統領は月曜日(2013年6月24日)、ジャカルタの大統領官邸で行われた記者会見で語った。
大統領は、この煙害は故意に起こったものではないと述べた。インドネシア政府はこの問題の解決に全力を尽くすと大統領は述べている。
インドネシア国家防災庁(BNPB)のストポ・プルウォ・ヌグロホ広報担当官が月曜日(2013年6月24日)ジャカルタで明らかにしたところによると、先週の日曜日までに、リアウの泥炭火災現場にて154地点のホットスポットの存在が依然として観測されている。
観測衛星NOAA18によると、リアウ州には154地点のホットスポットが存在し、ロカン・ヒリール県(40地点)、プララワン県(35地点)、シアック県(18地点)、ブンカリス県(14地点)、カンパール県(12地点)、そして12地点のホットスポットがリアウ州テッソ・ニロ国立公園に分布している。
「ホットスポットの観測はリアルタイムで行っているのではなく、毎日朝と夕方に分析したものを西部インドネシア時間18時に発表している」とストポは述べた。
ホットスポットの数は変動的である。2013年6月18日に148地点存在したとおもえば、6月19日には141地点となり、6月20日には40地点となっている。その後も順に、2013年6月21日には13地点あり、6月22日には92地点が存在する。
ストポは、「リアウ州にある泥炭地の面積はおよそ390万ヘクタールであり、その多くが農地化されている」と補足している。


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翻訳者:池山由季美
記事ID:186