ミャンマー・バングラデシュ二国間会議で不法入国に関して協議(9-26-3-1)

2013年07月07日付 The Voice 紙
ヤンゴン 7月5日
バングラデシュからミャンマーへの不法入国問題を解決するため、7月4日、バングラデシュのコックスバザールにて両国の担当官が議論したということを、ヤカイン州マウンドー県チーカンピン地区支局、国境地域入国管理統制局の統制官であるウー・アウンナインウーが話した。
ミャンマー側は不法入国の対策だけでなく、両国の安全、国境を越えた犯罪防止、密漁防止を議論したと同氏は話した。
バングラデシュの国民がミャンマーに密入国しないこと以外に、政府側の担当官としても、許可を持たずに国境を越えて入って来ないよう申し述べたことを、同会議に参加したウー・アウンナインウーが話した。
ミャンマー国境のフェンスを越えて不法に入国したバングラデシュの警察官3人と地元民1人を3月にミャンマーが逮捕していたが、両国が話し合い釈放された。
バングラデシュ側はミャンマーが設置した国境のフェンスの外側にある地雷を取り除く件を議論したあと、麻薬の密輸撲滅の件を両国で話し合ったと、同会議参加者の話から明らかになった。
同会議にはミャンマーの関係各省庁の幹部10人とバングラデシュの政府幹部10人が出席した。
ミャンマー・バングラデシュ間の国境にミャンマーはフェンスを設置し治安部隊を配置しているが、(往来のための)ゲートでの安全対策は弱く、またゲート間の距離もあるので、たびたび人の出入りがあるとマウンドー郡の住民が語った。


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翻訳者:石橋知士
記事ID:215