サッカーFIFAランク:ブラジルはベスト10に復帰、ベトナムは順位を大幅に落とし後退

2013年07月04日付 VietnamPlus 紙
 ちょうど1年ぶりに、ブラジル代表チームはコンフェデレーションズカップでの好成績のおかげでFIFA(国際サッカー連盟)の世界ランキングベスト10に復帰した。FIFAが本日発表したばかりの2013年7月時点の世界ランキングによると、ワールドカップで5回優勝しているブラジル代表は順位を13上げて9位に躍進した。
 一方スペインはコンフェデレーションズカップ決勝戦でブラジルに敗れたものの、1532ポイントで、世界ランキング首位をキープしている。そのすぐ後を追うのはドイツで1206ポイントである。
 ブラジルが世界ランク・ベスト10に復帰したことは、コンフェデレーションズカップでの5試合に全勝して優勝したことのしかるべき結果である。グループリーグのイタリア戦では4-2で勝利し、決勝戦での世界ランク1位のスペインとの試合では3-0で勝利した。
 ルイス・フェリペ・スコラーリ監督率いるブラジル代表は、コンフェデレーションズカップの前に行われた国際親善試合でも、欧州の強豪チームであるフランス代表を相手に3-0で勝利している。
 ここ2年でブラジル代表のランクが落ち続けた主な原因は、2014年のワールドカップ予選に参加していなかったこと(開催国のため)と、各国チームとの親善試合での結果が奮わなかったことである。
 コンフェデレーションズカップが開幕する前、ブラジルは世界ランク22位にまで落ち込んでおり、これは世界ランクが導入された1993年以来最低の順位であった。
 ブラジルと共にコロンビア代表チームも大幅に順位を上げた。この南米代表チームは順位を4上げて7位から3位へ躍進し、最近の2014年ワールドカップ予選で成績が良くなかったアルゼンチンを抜かした。
 一方東南アジアに関しては、ベトナム代表は域内での首位の座を保持することができなかった。ベトナムはランクを12落とし、世界ランク145位に後退。タイ(138位)、フィリピン(144位)に抜かされた。


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翻訳者:奥山貴子
記事ID:222