アウンサン将軍手書きノート、式典を催し持っていくなら地元は承諾する方向へ[9-30-2-2]

2013年08月04日付 The Voice 紙
ヤンゴン 8月2日

 民族代表院議長のウー・キンアウンミンが持ち去ったアウンサン将軍の手書きノートを、国に引き渡す式典を開催して持っていくなら、イェーナンジャウンの地元住民はそれを受け入れるということを、イェーナンジャウン・アウンサン将軍手書きノート奪還委員会書記長ウー・ミングェが8月2日、本誌に語った。
 また、アウンサン将軍のノートを持ち去った理由を明確に述べなかったために抗議が起きていること、持ち去ったことについて国が式典を開催して明らかにすべきであるということを同氏は述べた。
「国が所有するにせよ、博物館に置いておくにせよ、アウンサン将軍の名誉を貶めることがないように式典を開催してほしいのだ。」と同氏は言う。
 民族代表院議長のウー・キンアウンミンがアウンサン将軍のノートを持ち去ったことで、シュエーパーラミートーヤの僧侶アシン・サンダーディカが8月1日に抗議の署名を行い、8月10日までに将軍のノートを国に納める式典を開催しなければ、行動による意思表示を行うと手書きノート奪還委員会が発表していた。
 上記のアウンサン将軍の手書きノートを長期間保存できるように、国有物にするべきだということを国民民主連盟議長ドー・アウンサンスーチーが7月30日、マスコミに語った。
 アウンサン将軍手書きノート奪還委員会は、手書きノートを持ち去った民族代表院議長に抗議する署名1万枚以上を7月25日にイェーナンジャウン郡の地区と村落区に配布したことが同委員会への聞き取りでわかっている。
 アウンサン将軍の手書きノートはイェーナンジャウン第1高校の図書館に50年以上にわたり置かれていて、民族代表院議長ウー・キンアウンミンが7月19日に持ち去ったものである。


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翻訳者:田崎巧
記事ID:251