ラーショー宗教対立で殺人罪で実刑判決(9-45-1-2、7-1)

2013年11月17日付 The Voice 紙
ラーショー11月14日

 1人が死亡したシャン州ラーショー市における衝突で、11月14日、ラーショー県裁判所は、殺人罪で5人に有罪判決を下したと裁判所担当官が話した。
 ラーショー市で生じた衝突の2日目、5月29日の集団暴動によって、ウー・ミンウィンという男性が死亡、妻が負傷した。その犯罪行為を罰するとして、4人を刑法第144条に基づき2年の懲役、同326条に基づき7年の懲役に処し、他の1人を2年の懲役に処したと同氏は話した。
 その殺人に関わったと見做される残り4人を逮捕すべく引き続き捜索中であることが、ラーショー市警察署の情報から分かった。
 ラーショー市で2日間にわたって起きた衝突に関わり逮捕された61人のうち、30人に6月11日と13日に有罪判決を下し、女性にガソリンをかけて火をつけ、衝突を引き起こした者に懲役26年の刑、暴動に加担した地元民29人に足禁(移動禁止)6か月の刑をそれぞれ言い渡していた。
 ジャーメ・モスク、イスラム孤児院への放火焼損、ラーショー写真館の破壊、略奪等を行い逮捕された22人を6月7日と8日に起訴し、衝突において往来で刃物を所持していた5人を6月初めに起訴、聴取、取り調べを行っている。
 ラーショー市では5月28日と29日に起こった衝突で1人が死亡し、5人の負傷者が出ていた。


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翻訳者:石橋知士
記事ID:402