ベトナムサッカー協会が代表チームのために日本人監督を選ぶ以前に、日出づる国のサッカー理念が「ヤマハサッカーサマーキャンプ2014」を通してベトナムに根付いていた。
　今年、サマーキャンプは素質が高いクラスに、ハノイから120人、ゲアンから100人の児童を引き続き募集する。選考はハノイで5月31日と6月1日、ゲアンで7月6日に行われる。
合格すれば、児童らは週2回（1回の練習時間2時間）の日本式カリキュラムに則った練習に参加することができる。
　プロの日本人コーチとベトナム元代表選手（ホン・ソン、フオン・ナム、ドゥック・タンなど）の指導の下で、児童らはプロの環境でのサッカー経験を得ることになる。特に、サマーキャンプでは児童らの生きた技能と規律性の養成の水準を高める。
　このプログラムのもう一つの注目すべき点は、児童らのスクールに参加するすべての費用が無料だということだ（レッスン、食事、練習場、ユニフォームなど）。
　サッカーサマーキャンプはハノイで6月9日から7月12日、ゲアンで7月14日から7月26日に、正式に開始される。