チャイントン・マインヤン道路間で密輸品摘発相次ぐ(10-43-26-2)

2014年11月10日付 The Voice 紙
チャイントン 11月6日

 密輸品を運ぶ道路として使用されているシャン州東部チャイントン郡チャイントン・マインカッ・マインヤン道路間で、11月4日、中国から密輸入された菓子類やオートバイの部品・付属品類、インバータ[電力変換装置]などが、摘発押収されたことが、チャイントンのモバイルチームからの情報で分かった。
 地元民の通報に基づき、チャイントン・マインカッ・マインヤン道路で抜き打ちに取り調べたところ、11月4日朝7時頃、ナウンカン村近くの道端に積みあげられていた、所有者不明の菓子類465箱、インバータ288個と未使用のオートバイの部品、付属品類17箱など(推定額約2000万チャット相当)を押収することができたと、チャイントンのモバイルチームのリーダー、ウー・アウンゾーモーが語った。
 「チャイントン・マインラー道路間でモバイルチームが密輸品を取り調べていたので、密貿易を行っている者たちはチャイントン・マインカッ・マインヤン道路間を使用していた。関係当局にはその道路にモバイルチームを配置してくれるよう要請していた。密輸品を摘発するのはモバイルチームのみの仕事ではない。当該地域の関係する組織すべてが合同で行って初めてこの摘発事業は成功するのだ」と彼が述べた。
 国境貿易基地を開設したのち、モバイルチームが密輸品をチャイントン・マインラー道路間で取り締まっていたので、密貿易に関与する者たちがチャイントン・マインカッ・マインヤンの方を往来道路に使用していること、検問所が5か所ほどあるチャイントン・マインカッ・マインヤン道路を使用しても、支払う税金の額が高いことを理由に、商人たちが品物1つにつき以前よりも300チャットから2000チャット以上まで、値段を釣り上げて売っていることが、その町の住民の話から分かった。
 10月25日夜8時頃、そうした地元民の通報により、上記のナウンカン村付近で山積みになっていた、約700万チャット相当に及ぶ中国の菓子やビール、ミネラルウォーター、乾麺が、所有者不明のまま初めて押収されたこと、国境貿易基地を開設した2014年4月から10月まで、輸出額は33億609万5000チャット、輸入額は19億2445万9000チャットであり、総貿易額は52億3055万4000チャットであったことがチャイントン国境貿易基地の発表により分かった。


同じジャンルの記事を見る


翻訳者:古橋櫻子
記事ID:1163