三カ国をつなぐ国境貿易道路がインドの援助で開通予定

2015年04月05日付 The Voice 紙
カレー 4月4日

 マグエー管区域のパコックー、パウッを経由し、チン州北部の諸都市を通過する、ミャンマー=インド=バングラデシュ三ヵ国をつなぐ国境貿易道路をインドの援助で建設予定であることを建設省副大臣ウー・ソーティンが述べた。
 上記の道路は全長が約648kmであり、インドとバングラデシュを経済回廊として使用するものであること、また、カラダン複合輸送プロジェクトに含まれるパレッワ=シンレッワ=カレッワ区間とカレッワ=ミェイッワ区間の道路を建設する予定であることを同氏が語った。
 パレッワ=カレッワ区間の道路約61kmはミャンマー政府が責任を持ち建設する予定であり、カレッワ=ミェイッワ区間はインド企業が建設する旨、二国間で省レベルの合意がなされていることが上記プロジェクトの文書によって分かった。
 インド企業MS IRCONが2億5700万米ドルの費用がかかるプロジェクトについての詳細な報告書を2013年8月にまとめたこと、ミンダッ、マトゥーピー、シンレッワ、カレッワ、ミェイッワなどのチン州の諸都市を通過する道路を建設予定であることをソーティン副大臣が明らかにした。
 現在、インド政府は世界銀行の基金1億7000万米ドルを使ってインドのミゾラム州とミャンマー=バングラデシュ間の連絡幹線道路を建設中であり、チャンパイ、ゾウコタルからと、アイゾール付近のレンプイ空港からミャンマー側のカラダン複合輸送プロジェクトへそれぞれ接続するミゾラム州内の2本の道路も2014年10月から建設し始めていることが建設省への取材から分かった。

ミンイェースィッナイン


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翻訳者:古橋櫻子
記事ID:1321