水祭り期間中、ヤンゴン市内での事件・事故320件発生、27人死亡170人負傷

2015年04月19日付 The Voice 紙
ヤンゴン 4月18日

 水祭りの前日から最終日までヤンゴンでは婦女暴行、交通事故、喧嘩を含む事件が計320件発生し、27人が死亡、169人が負傷したことがヤンゴン管区域警察本部への取材で分かった。
 「昨年の水祭りでは計500件以上の事件が起きて43人の死者と約250人の負傷者がでた。今年の水祭りでは事件を減らすために前もって注意を喚起するような職務質問などを行ったので死亡や負傷も少なかった」とヤンゴン管区域警察警視正ピェソウンは述べた。
 今年の水祭りには、ドーボウン郡区で婦女暴行1件、不注意運転36件、喧嘩49件、死亡事件・事故15件、風紀紊乱行為6件、酔っ払い112件、その他101件が発生したことが犯罪統計から分かった。
 「水祭り期間中に起きた事件計300件以上のうち水祭りに関する事件が70件ほどあり、死者3人と負傷者69人がでた。3人の死者は、車に轢かれたことで2人、カンドーヂー湖で溺れたことで1人が亡くなった」と同氏は説明した。
 ヤンゴン管区域では2013年の水祭りでは殺人を含めた407件の事件が発生して、25人が死亡し、185人が負傷したこと、2014年の水祭りでは578件の事件が発生して、43人が死亡し、248人が負傷したことが犯罪記録の調査から分かった。
 今年、ヤンゴンでは水祭り期間中の安全のために3月23日から4月16日(水祭りの最終日)まで警察が前もって防犯措置を講じたところ、2369件の事件を取り締まることができ、逃げた251人を捕まえることができたと、ヤンゴン管区域警察への取材から分かった。


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翻訳者:小林明里
記事ID:1329