環境汚染の少ない石炭火力発電所は必要ないとチャウピュー住民

2015年05月23日付 The Voice 紙
 天然ガスを中国へ輸出しているヤカイン州のチャウピュー郡に建てる予定である石炭(環境汚染が少ないと言われるシステム)を利用する発電所の計画を必要ないとチャウピュー郡の住民集会で地元の人々は問題提起した。
 チャウピュー郡のマウーペイン村落で5月21日から行われた住民集会には11の行政村に含まれる村落計28村から、地元民500人以上が参加したということをその集会に参加した地元民のウー・チョーウィンは述べた。
 各行政村からの地元民2人ずつが議論し、議論した全員が石炭火力発電所の計画を必要ないと述べたと同氏は語った。
 「ヤカインで採取できる天然ガスがあるので石炭火力発電所の電気は欲しくない。天然ガスから作られる電気が欲しい。石炭火力発電は利益より弊害が多いと言って抗議した」とウー・チョーウィンは述べた。
 この住民集会はチャウピュー地域発展組織とタジントゥエティッ社会ネットワークが主催したということである。
 チャウピュー郡における環境汚染の少ない石炭火力発電所建設の件について、ヤカイン州首相を含む責任者たちが5月6日にチャウピュー郡で地元の人々に会って説明した際、地元の人々は抗議した。
 石炭火力発電所は、環境汚染の最も少ない形で世界水準に達しているものを建設するのであり、その発電所から得られる電力を送電線で電力を供給できていない地域に供給すること、しかし石炭火力発電所に地元の人々が同意しないなら建設しないことをヤカイン州首相は述べた。
 環境汚染の少ない石炭火力発電所をMCM energy 社とDaewoo International 社らが合弁し実現させるため活動しており、投資の規模はアメリカドルで約25億ドルを使用する予定だということがこれらの会社から分かった。
 この発電所をチャウピュー郡のアレードゥレイン村落区における約600エーカーの土地で実現させる予定ということだ。


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翻訳者:小林明里
記事ID:1485