200人を超えるベンガル人を呼び戻すためバングラデシュ政府が審査開始、ミャンマー国内には滞在させないとヤカイン州政府首相

2015年05月26日付 The Voice 紙
ヤンゴン 5月25日
 ミャンマーの領海において保護されたベンガル人200人以上を呼び戻すためにバングラデシュ政府が審査を開始しており、ミャンマーとしても上記のベンガル人を滞在させていることをやめることをヤカイン州政府首相ウー・マウンマウンオウンが述べた。

上記のベンガル人200人以上を呼び戻すためにバングラデシュ政府が審査を行っていて、遠からぬ時期に引き渡される旨、彼らをアレータンチョー村落から、バングラデシュから一番近いタウンピョーレッウェー副郡に5月25日に移したことを同氏は述べる。

ベンガル人を審査において、ビジャイ・ナンビアール国際連合事務総長ミャンマー担当特別代表、また、国際連合の高官が、在シットウエーバングラデシュ領事らの前で審査のための質問をしたことを首相は述べた。

そのように質問する中で、ベンガル人たちが彼らはバングラデシュから来たことを認めたため、バングラデシュ政府が彼らを受け入れなければならないと同氏は語った。

『バングラデシュは受け入れたくなくても受け入れなければならない。私たちはキャンプ(難民キャンプ)を今後全く設置しない。今あるキャンプ(難民キャンプ)でさえ縮小したいのだ』とウー・マウンマウンオウが述べた。

バングラデシュが要求していた、救出したベンガル人たちの情報は5月24日に質問してとりまとめてバングラデシュ領事に渡してあり、領事がバングラデシュに報告したことを彼が引き続き述べた。

『自分たちは公的に発表した。バングラデシュの首相は受け入れると言ったので、作業の緩急はあろうがもうじき受け入れることを望む』と彼は述べる。

保護されたベンガル人200人以上をバングラデシュがに引き渡を容易にすることの他に、居場所の便利さや地元の人の疑いを緩和するように、バングラデシュに一番近い町タウンピョーレウェーに移動しておいたことがヤカインの政府によりわかった。

ミャンマー領海で5月21日にベンガル人200人以上を乗せていたエンジン付の船1隻を船員を含めてミャンマー政府海軍が保護したとき、バングラデシュ人208人と17人の船員、ブローカーと思われる者2人が含まれていたことがヤカイン州政府によりわかっている。


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翻訳者:土肥眞麻
記事ID:1500