ダゴンシティーを含むシュエダゴンパゴダ周辺の住宅計画はすべて中止

2015年07月07日付 The Voice 紙
ヤンゴン 7月7日
 シュエダゴンパゴダなどの歴史的なパゴダの近くにある国防省管轄の土地で建設許可を得たダゴンシティー1プロジェクトを含む住宅計画は全て中止になるということを連邦政府が7月7日に発表した。
 政府は、ダゴンシティー1を含む高層建築計画5件を進めようとしている企業と政府との両者が同意して中止にしたということをその発表の中で述べた。
 歴史遺産の建築物とシュエダゴンパゴダを傷つけることのないように中止をしたのであり、投資者が不利益を蒙らないように政府が調整を行うつもりであることを上記の発表の中で述べた。
 「この計画の中止は、シュエダゴンパゴダについての僧侶と在家たちの憂慮を解消しうるものだ」とシュエダゴン保護委員会のウー・アウンミャインが言った。
 上記の諸計画を中止することを6月20日夕方5時頃にインセイン郡区のアウンサントーヤ・タッウー僧院でシュエダゴン保護委員会のウー・サウン師ほか委員約10名と(ヤンゴン管区域政府の――訳者注)国境問題・治安大臣ティンウィン大佐、ヤンゴン軍管区トゥントゥンナウン司令官らが協議したときに、それらの計画を15日以内に中止にすると話し合ったということである。
 この計画を中止にするといっても、その場所で他の計画の許可が降りる可能性があると国境問題・治安大臣ティンウィン大佐が述べたということを上記委員会の責任者が言った。
 上記の中止された5件の計画は、ヤンゴン管区域ダゴン郡区にある国防省管轄の土地でBOT方式でトゥカヤダナー社、シュエダウン社、Adventure Myanmar Tour社、Marga LandMark社らが建設する予定だったダゴンシティー住宅計画2件のほか高層建築計画3件である。


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翻訳者:豊嶋悠紀
記事ID:1636