(社説) 人々に寄り添う必要がある

2015年07月08日付 The Voice 紙
 選挙が近づいてくるのにしたがって、選挙の投票を依頼する活動を見かけることが多くなると思われるが、多くの政党は選挙が近い時にのみ、有権者の国民を意識した形となっている。
 というのは、票がほしいときだけ投票する人を重視した意向で、人気のある案件を前列にならべて投票を依頼したがる意味でいいたいのである。
 民衆のもとで支持票を得る必要があるなら、民衆のために、実際の仕事や、国家と国民すべての利益の常なる配慮、実際の行為などで絶えず示さなければならないのである。
 民衆が投票し選抜する個人や政党が実際に安心して信頼するにふさわしい人、頼りになる適切な人、素質のある人、本当に実現することのできる人たちとして決定し、受け入れることができるほどの能力があることが、民衆を魅了し、知らせられなければならないだろう。
 例として、一般の民衆とその時に応じて直接接し、関わること、基本的な民衆の毎日の生活を思いやり理解すること、彼らと何らかの活動を一緒に実行することのように、もっとも基本的な、最も初歩的なセオリー的な気持ちの一部を現実に示さなければならない。
 ヤンゴンを拠点とするミャンマー駐箚イギリス大使が一般の国民のようにバスに乗ること、ヤンゴン川のもう一方の岸にあるダラに行き、サイカーに乗ること、その家に僧侶を招き、斎飯を捧げることは、地方政府から、連邦のレベルの政府首脳のみならず、政党のリーダーらも、見習うべき民衆と関わりを持つ方法である。
 セオリーの意味で言わなければならないなら、権力政治において、PRと呼ばれる民衆と関わる方法を見事に利用することができるよう、たくさんの重要なことを、イギリス大使が実際に示したのである。
 来る5年間の期限を超えるとき、人気のある政治活動、行動がともなっていない弁士、心遣いがないような見せかけの関係、民衆に利益が及ばない、虫食いだらけのプロジェクトを、有権者の民衆のもとから支持票を得るためにはしないことを、今日理解しておけばこそ修正するときがえられるのだと気づいてもらいたいのだ。

編集委員(2015年7月7日)


同じジャンルの記事を見る


翻訳者:平野美華
記事ID:1638