救助活動を遅滞なく実施したので被害は少なかったと国軍司令官

2015年08月03日付 The Voice 紙
ヤンゴン 8月2日

 サイクロンが起きた場合に備えておき、救助活動を遅滞なく実施したので、被害は少なかったと国軍司令官のミンアウンフライン上級大将は述べた。

 シットゥエ市のウーオウッタマホールで、8月1日に開催した洪水被災者のための支援物資贈呈式で同氏は上記の発言をした。

 国軍司令官のミンアウンフライン上級大将率いる一行はインドから帰還し、シットゥエ市に8月1日に到着した。

 サイクロンが発生しうる場合を想定して、人、乗り物、機械からなる集団を前もって組織しておいたことや、サイクロンが直撃したときから、それら諸集団は救助活動を遅れることなく実施し、被害が少なかったことをミンアウンフライン上級大将は述べた。

 自然災害が起きた場合、国軍人員、自動車、飛行機、ヘリコプター、船をすぐに送り、被災者のための活動を遅滞なく、早急に行っているという。

 国軍と政府関係者、国民が寄付した寄付金2億5000万チャット、米700袋、食糧、衣類、その他支援物資を送ったことを国軍司令官事務所が発表した。

 8月2日に国軍の飛行機でゴム動力船、その他支援物資、移動診療組織、医薬品を重ねて送ることや、救助活動と輸送活動を行うために国軍のヘリコプター3機を送ることがその発表で明らかになった。

ヤカイン州ではサイクロンが直撃による洪水に対する政府の救助活動が少ないとヤカインの地域住民への取材でわかった。

 ミャウウー市では町のほぼ全域で約10フィートの高さまで浸水し、市民は避難場所へ避難しているが、政府の援助がなかったので、自助ベースでやらなければならなかったことを地元住民のウー・アウンソーミンが本紙に明かした。


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翻訳者:的場彩織
記事ID:1717