シティ・マート社長ドー・ウィンウィンティン、アジアで影響力のあるビジネスウーマン50人に選出

2015年09月26日付 The Voice 紙
ヤンゴン 9月25日

 従業員計6000人以上で運営しており、去る3月末までの会計年度の売上が2億米ドルだったシティ・マート食品小売業の社長ドー・ウィンウィンティンを、アジアで最も影響力のあるビジネスウーマン50人に選出したことを、経済誌フォーブスが明らかにした。
 1996年に創業したシティ・マートは現在、大型ショッピングセンター22店、オーシャン・スーパーセンター7店、City Expressコンビニエンスストア52店、その他支店含む合計150店以上の店舗を展開している。
 シンガポールで教育を受け、オーストラリアで会計学を学ぶ準備をしていた21歳のドー・ウィンウィンティンに1996年、彼女の家族がシティ・マート第1号店の経営を担うよう提案した。
 その後ミャンマー経済が困難に陥っていた時期、国が孤立していた時期を乗り越え、堅実な取引体制や実践、段階的な拡大によって、彼女は繁栄する経済王国を築いたのである。
 シティ・マートは数年前から会計基準に従っており、また、昇進を縁故よりも能力や成果に基づき行っていることや、現代のミャンマーの会社の手本であると一部の人々が評価していることが、フォーブス誌で述べられている。


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翻訳者:古橋櫻子
記事ID:1854