シンガポール国籍のカチン民族女性が2015年ミス・ワールド・シンガポールに

2015年10月24日付 The Voice 紙
ヤンゴン 10月23日

 多くのシンガポール人が参加するミス・ワールド・シンガポール2015コンテストにおいて、シンガポール国籍のカチン民族女性Charity Maru氏またの名をCharity Lu Lu Seng氏が選ばれたことが、同コンテストの公式フェイスブックページで10月22日に明らかになった。
 ミス・ワールド・シンガポール2015に選ばれたため、彼女は中国の海南島で開催されるミス・ワールド2015コンテストにシンガポール代表として参加する予定である。
 ミス・ワールド・コンテストにおいてカチン民族女性の参加が認められたのは今回が初めてであり、Charity Lu Lu Seng氏は、幼い頃から自身をシンガポール国民と認識してきたと、シンガポールを活動拠点とするThe New Paper紙のオンライン新聞に答えた。
「私の目標の一つは、ミス・ワールド・シンガポールとしてカチン民族を世界に紹介することです」と24歳の彼女は話した。
 しかし、彼女はシンガポール代表に最もふさわしい女性ではないと、オンライン上で猛烈に批判されている。
 彼女は、「私はカチン民族であることを誇りに思っている。シンガポールも愛している。本コンテストに参加するのに、なぜふさわしい女性でないと言われるのか、私には分からない」とThe New Paperに答えている。
 彼女は12歳から両親とともにシンガポールに居住し、2007年にシンガポール国民に与えられるピンク色の身分証明証を取得した。


同じジャンルの記事を見る


翻訳者:古橋櫻子
記事ID:1951