タチレイ(タチレク)で偽1万チャット札を押収

2015年11月01日付 The Voice 紙
ヤンゴン 10月31日

 シャン州タチレイ市ヤンアウンミェ地区にあるシュエナガーモーテルで、10月29日の午後、KBZ銀行のマーク付きの袋で包まれた偽1万チャット札を押収したことが、タチレイ市警察署への取材から明らかになった。

 「旅館で、宿泊者が航空券を偽1万チャット札で購入したので、500万チャット以上を押収した。偽札はタイのチェンマイから運ばれたことが、取り調べで明らかになった」とタチレイ市警察署長のチョータン警視は話した。

 偽1万チャット札を押収した時に逮捕されたのは、シャン州(北部)テインニー郡在住の45歳男性ウー・サインシュエとその妻、彼らの姪の計3名である。タチレイ郡に住む親戚を訪れた際にシュエナガーモーテルに宿泊し、ラーショー市へ飛行機で帰るためにモーテルの男性従業員に偽1万チャット札で航空券を購入させたため逮捕されたことが、タチレイ郡警察への取材からわかった。

 「モーテルに航空券を持ってきた航空券販売の従業員が、彼らの支払った紙幣に疑いを持ったので、KBZ銀行で検査してもらったところ、偽札であることがわかった。警察署に通報し、警察が取り調べて偽札がまた見つかった」と同警察署幹部は言った。

 偽1万チャット札500枚以上を運んだ容疑で逮捕された3人は、1か月以上前にタイのチェンマイへ治療を受けに行った帰りに運んで来たことが、容疑者の証言で明らかになった。上記の出来事について、タチレイ市警察署は、事件簿番号242/15としてミャンマー中央銀行法第105条および第106条に基づき起訴し、捜査を行っている。


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翻訳者:的場彩織
記事ID:2002