パーカンで発生した地滑りの死者が105人に

2015年11月23日付 The Voice 紙
ヤンゴン、11月22日

カチン州パーカン郡と10マイル以上離れたロンキン村とセイムー村で発生した地滑りのため、死者が多く出ており、11月22日夕方6時頃までに死者105人にまでのぼったことがロンキンの警察署からわかった。

その地滑りで埋没してしまった遺体を捜索したところ、11月21日に男性の遺体79体が見つかり、11月22日には男性の遺体24体、女性2体が加えて見つかったので、死者は105人出ているとロンキン警察署長ティンチョー警部補が言った。「本日午後6時の捜索休止時間までに105人の遺体を発見した。関係する警察官、社会協力団体、国民が協力して、地滑りの中に閉じ込められた人たちをこの後も引き続き捜索していく」とティンチョー警部補が言った。

地滑りしたところへパーカンとロンキンの警察官、消防隊員、赤十字スタッフ、弔事社会協力団体、国民が救出活動を行っており、ショベルカー19台で土砂を取り除き探しているとパーカン郡中央警察署からわかった。

死者の多くはパーカン郡タウンコー、サポー、メッリンチャウン、サインダウン、カンカーの村々の住人であって、遺族の判明している遺体はそれぞれ関係する村の墓地に埋葬され、身元不明の遺体はモーワン地区の墓地に埋葬されたとパーカン在住のチョーゼーヤ氏が述べていた。

11月21日午前3時頃ロンキン村とセイムー村の間で宝石採掘会社がやってきて放棄した高さ1000フィートほどの土石の山の地滑りのせいで家屋50軒以上が損壊したことが地元民からわかった。


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翻訳者:久宗美里
記事ID:2076