自動車を自ら運転する僧侶らに対し取り締まり実施

2015年11月27日付 The Voice 紙
モーラミャイン 11月26日

モン州モーラミャイン郡で、自動車とバイクを自ら運転した僧侶と違法に布施を集めた僧侶29人をモーラミャイン郡の仏教浄化委員会が取り締まったと、モーラミャイン郡サンガ長老会議議長、ウー・タータナー僧正が発表した。

違法に布施を受けた僧侶2人、バイクを自ら運転した僧侶7人、自動車を自ら運転した僧侶20人に対し、取り締まりを実施したことを同僧正が明らかにした。

国家サンガ大長老会議の指針に基づいて、仏教浄化委員会が、国家中央サンガ運営委員会の公表する戒律に関する紛争、事件の解決手続きに則って、8月18日から11月25日までの間、取り締まったことを同僧正が説明した。

その取り締まりにあたっては、違反をした場合、一回目は警告のみで、二回目には罰金を課し、三回目からは僧籍を離れさせるという処分を下すこと、また現在、一回目段階の取り締まりのみ実施されていることが同僧正の元への取材で分かった。

モーラミャイン郡には370もの僧院があり、僧侶が3886人、沙弥が3331人いることが、モン州宗教局の記録から分かった。


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翻訳者:松浦宇史
記事ID:2088