ATMから現金を盗んだブルガリア人を取り調べ

2015年12月11日付 The Voice 紙
ヤンゴン|12月10日

 フレーダンセンターとセインゲーハー前のATMから、180万チャットを偽造カードを用いて盗み取った20歳ぐらいのブルガリア人を逮捕するため、12月10日、ヤンゴン国際空港を封鎖して捜索している事がヤンゴン西部県警察本部から伝えられた。

 カマーユッ郡区のフレーダンセンターとセインゲーハー前にKBZ銀行が設置したATMから、12月8日午後3時に偽造のVisa Card, Maestro Card,Master Cardを使い180万チャットをブルガリア人が引き出していたことがATMに設置されているCCTVに記録されていたことがわかった。

 「偽造のキャッシングカードで盗んだ犯人のブルガリア人の捨てたT.K.MAXXの刻印のあるカード2枚を押収し、ICセンターで調べたところ銀行の預金者データを犯人が機械に打ち込み、金を盗み取ったことが発覚した」とカマーユッ郡区警察のゾーウィン警視正は述べた。

 前述のATMから金を盗み取ったブルガリア人は、今月マンダレー市にあるATMから金を盗み取った男と同一人物であるとみられるため、その男をカマーユッ中央警察署がFIR496/15として刑法380条および468条に基づいて 立件し、逮捕に向けヤンゴン国際空港の保安検査場に写真を送付したことを同氏が続けて述べた。

 2014年6月、ヤンゴン市内ATMから1000万チャットをインド人とブルガリア人からなる一団が偽造キャッシングカードを用い盗み取った事件を犯罪捜査局(CID)が摘発・逮捕したこと、その集団からI Pay ATM カード、Visa ATM カードとラップトップ、メモリースティックなどを押収し、犯人らを郡区裁判所4か所で取り調べていることが、ヤンゴン管区域警察本部への取材からわかった。


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翻訳者:松山由希
記事ID:2147