イギリス人女性から財布を奪ったタクシー運転手が2日で逮捕

2015年12月14日付 The Voice 紙
ヤンゴン 12月13日

ダゴン郡区パヤージー地区のウー・ウィサーヤ通りとパントワー通りの突き当りで、27歳のイギリス人女性の財布を奪って逃走したタクシー運転手が、犯行日から二日後の12月12日21時に、カマーユ郡区のジャンクションスクエア前で逮捕されたことが、ヤンゴン西部警察署により明らかになった。

 建設・エネルギーに関するコンサルティング企業に勤めるイギリス人ジョアンナ・バーナード女史は、12月10日23時、ダゴン郡区に住む知人の元を訪れるため、サンチャウン郡区のウー・ウィサーヤ通りと坂になっているシャン通りの端から白いカローラバンのタクシーに乗ろうとしたところ、運転手が彼女の財布を奪って逃走したことが、ダゴン郡区ミョマ警察署により明らかになった。

 「外国人客が行きたい場所を伝えても、運転手は言葉が分からなかった。そのため、外国人客が一度タクシーを降りて、携帯電話に保存した地図を周囲の人に見せながら道を尋ねている間に、車に財布が放置してある状態で運転手が車を出して逃げてしまった。犯人を大急ぎで追跡、捜査し、ジャンクションスクエア前でタクシーに乗った運転手を逮捕した」と、ヤンゴン西部警察署副署長であるチョートゥット氏が述べた。

 上記の窃盗の容疑者とされる人物は、サンチャウン郡区ウェートゥーウン北地区に住む二十歳のコー・ゾーミョーテーである。盗んだとされるイギリス人女性の財布の中にあったパスポート、4000アメリカドル、10万ミャンマーチャット余りは押収してあり、ダゴン郡区ミョマ警察署にて、法第379条、様式(パ)256/15号により事件として調査を進めていることが、ヤンゴン西部警察署より分かった。


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翻訳者:大橋 響
記事ID:2160