砕米や化学酸味料を使用して製造しているゴウンミン・チリソースが製造停止に

2016年01月15日付 The Voice 紙
マンダレー、1月14日

 トマトを含まず、砕米、着色料、染料そして成分や名称不明の化学酸味料を溶かし混ぜているというゴウンミンブランドのチリソース事業社は当局の定めに適合する製法での製造を行っていないため、1月14日から製造許可が停止になったことをマンダレー市開発委員会衛生部ウー・ソーティンアウン課長は述べた。
 そのように製造されていることに関連して、食べるのに適切かどうか、国民の健康に危険がないかどうかを食品医薬品局(FDA)が検査するということを同氏は加えて述べた。
 マンダレー県アウンミェーターザン郡区、ティリーマーラー(東部)、ティンボーダン地区の地元民が火災を危惧している事が報告されたため、1月14日に市開発委員会と関係官署が現地に赴き、検査したところ、塩と液状チリを溶かすところにある窯で火災が懸念されること、煙などのせいで環境に悪影響を及ぼすことなどから事業を閉鎖するように通告したということが前述の委員会の発表からわかった。
 「チリソース事業社は長年事業を行ってきた。1日に5000パックほど製造していた。業務は忙しいが、関係各方面の承認があれば、再度製造許可を与える。」とウー・ソーティンアウン課長は言う。
 ゴウンミン・チリソース事業社は開発委員会が許可を与えている事業ライセンスは有しているが、FDAや消防局、環境保護局などの関係当局の許可を得て初めて、製造許可を与えるということを同氏は加えて述べた。
 前述のチリソース製造に関して、ゴウンミン事業社にThe Voice紙は質問をするために赴いたが、事業主は不在であり、従業員だけでは答えられないと言っていた。
 そのティンボーダン地区ではゴウンミン・チリソース事業社の事業が10年ほど行われてきていて、現在の場所だけでなく新町に大型の製造所があることが同地区で暮らす地元民からわかった。
 飲食料の製造業者たちは開発委員会の事業ライセンスは有しているが、健康面や衛生面の保証はなく製造販売していることが多くみられるところ、FDAの保証した食品だけを選んで、食べることが必要であるとマンダレー管区域消費者団体のウー・アウンアウンは話す。
健康と調和する食品を製造販売しているかどうか、市場に出回っている油、ソース、唐辛子など国民が食することが多い食品を分析検査して健康を脅かすものがあれば、消費者保護法によって取り締まると多くの市場で知らせてきたと商業消費者局は言う。 


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翻訳者:松山由希
記事ID:2261