宗教過激主義は必要ないとデモをした覆面集団を立件

2016年04月28日付 The Voice 紙
ヤンゴン、4月27日

カマーユッ郡区のレーダン通りにあるセインゲーハー・ショッピングセンターの前で宗教過激主義は必要ないと書き記された横断幕などを掲げてデモをした覆面集団のうち15人を4月26日に(「平和的集会と行進に関する法」の――校閲者註)第18条に基づき立件したことを同郡区警察署から知り得た。

覆面をしてデモをした若者の集団は4月25日夕方4時40分から無許可で、宗教過激主義は必要ない、民族差別を今すぐ止めろ、全ての人に自由に生きる権利がある、と書き記された横断幕を掲げながら、通行人にビラを配ったと、カマーユッ郡区中央警察署のティンハン警視が述べた。

「覆面して約10分間デモを行った。情報が入ったので調べに行くと、その集団はタクシーで帰っていたので、デモを行っている写真の記録だけ入手できた。調べてみると、デモを行った集団のリーダーにはタウングー県の全ビルマ学生連盟に参加していた者が含まれていたことがわかり、その人物を含めた15人を立件した」と同氏が続けて述べた。

覆面してデモをした集団のうち15人を逮捕するため、県レベルでの捜査を行い、彼らをカマーユッ郡区中央警察署で、「平和的集会と行進に関する法」第18条に基づき立件したことがヤンゴン西部県警察への取材からわかった。


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翻訳者:河野美由貴
記事ID:2433