アメリカ国際開発庁(USAID)長官がミャンマーを数日以内に訪問予定

2016年04月29日付 The Voice 紙
 ヤンゴン、4月28日

 アメリカ合衆国国際開発庁(USAID)のゲイル・スミス長官が、ミャンマーへ数日内に訪問するのだと、スコット・マーシャル在ミャンマー米国大使が明らかにした。

 スミス長官は滞在日程中にで政府高官らと接見し、ミャンマーにおいて米国が支援することのできる分野について主に話し合いすることになると、大使は4月28日、アメリカ大使館での記者会見時に発表した。

 「この国の指導者たちと会って、主に、何が必要か、どういった分野に支援できるか、ということをまず尋ねる」と、スコット・マーシャル大使は述べた。

 USAID長官の滞在日程の詳細は、追って発表されることとなっており、5月3日火曜日、滞在日程について、スミス長官自らがヤンゴンの米国大使館での記者会見において言及することになる旨、同大使館より情報が得られた。

 ミャンマーの政治改革などに伴い、平和構築や経済発展の分野において、米国がしばしば支援の約束をしているが、他の国際機関や国と比較すると、米国の支援はいまだに著しく少ないという点を、一部の政治アナリストは批判している。

 USAID長官は、合衆国政府の任務を担う以前には、アフリカにて、ジャーナリストとして20年以上にもわたる長い期間駐在し、軍事、経済、政治に関連する記事を国際的なメディアに向けて執筆していたことが、USAIDウェブサイトに記載されている。


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翻訳者:中村信子
記事ID:2435