ヤンゴン都市計画を改めて作成

2016年06月17日付 The Voice 紙
ヤンゴン 6月16日

 ミャンマー国内で、人々が最も密集して生活しており、人々が基本的生活を送る上で諸々の問題に直面しているヤンゴン市の再出発の為に、新政権下において、ヤンゴン都市計画を改めて作成する。

 6月16日から開かれている、ヤンゴン管区域議会第二回通常会議において、ヤンゴン管区域首席大臣のウー・ピョーミンテインが演説をした際に、ヤンゴン新都市計画を作成すると述べた。

 ヤンゴン新都市計画基準の規定に関して、ウー・ピョーミンテインは、歴史的遺産と共に、人々が生き生きと、安全で平和な暮らしを送りたいと思える都市とする事を中心に考えると述べた。

 ウー・ミンスエヤンゴン管区域前首席大臣の時代には、日本の国際協力機構(JICA)と合同で、都市計画をすでに作成ていした。

 しかし、以前の都市計画に対し、国民と政治研究者らが、公開されていない部分が多いと、批判した。

 今回、新しく作成するという新都市計画に関して、首席大臣がその詳細を述べていない様に、議会も、前もって新都市計画を知らされていない。

 同様に、新都市計画に関しては、ヤンゴン管区域政府としても議会にまだ新都市計画を知らせていないと、ヤンゴン管区域議会財政・計画委員会委員長のドー・サンダーミンが述べた。

 「この計画は、今、初めて述べられたものだ。私たち議会に対し、事前に何も知らされていない」と、同氏が意見を述べた。

 その他に、次週より、ヤンゴン市にある高層建築物を検査し、建築許可を出し始めるとし、市内の排水を良くする為に、長期計画を作成し実施すると、管区域首席大臣ウー・ピョーミンテインが演説で追加して述べた。


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翻訳者:鈴木聡
記事ID:2655