奪ったお金を飲み込んで隠した人、しゃべることができず病院へ

2016年06月28日付 The Voice 紙
ヤンゴン 6月27日

ヤンゴン市ダウンタウンの人通りの多いところで、女性から金銭を強奪し、そのお金を飲み込んで体内に隠そうとした30歳の男が、紙幣が喉に詰まり喋ることができなくなったため、6月26日の午前中にヤンゴン総合病院へ搬送されたことが、ランマドー・ミョーマ警察署への取材によって分かった。
上記の強奪犯は、6月26日の午前9時半、アノーヤター通りと18番通りの角を歩いてきた49歳の女性の手から、お金を入れていたビニール袋を奪って逃げる際、周りにいた人に取り押さえられたため、紙幣を丸めて口に入れ、飲み込んで隠そうと企んだと、ラター・ミョーマ警察署の警察官が話した。
「強奪犯がタクシーに乗って逃げようとした際、被害者の女性の助けを求める叫び声が聞こえたため、運転手は発車させずドアをロックした。周りに人が集まってきたとき、犯人が紙幣を丸めて口の中に入れ、飲み込もうとしたところ、それが喉に詰まって話せなくなったので、捕まえて病院へ搬送した」と同氏が続けて述べた。
被害者の女性は、エーヤーワディー管区域デーダイェー市に居住しており、義理の兄がヤンゴン総合病院へ診察を受けに来たのに付き添っていた。18番通りの端にある薬局に薬を買いに行く際、袋に入れておいた9万5000チャット分の紙幣が盗まれたこと、ヤンゴン総合病院に搬送された強奪犯のレントゲン写真を撮って調べたところ、腹部に盗んだとみられる紙幣が見つかったため、刑法第382条違反として捜査を進めていることが、ラター・ミョーマ警察署への取材により分かった。


同じジャンルの記事を見る


翻訳者:大橋 響
記事ID:2699