サクラタワーの近くでの死者、感電死との診断書が出される

2016年06月30日付 The Voice 紙
ヤンゴン 6月29日

ヤンゴン市の中心部サクラタワー近くの歩道沿い水溜りで、倒れ死亡した17歳の少年は、感電死であったとの診断が出されていた事が、ヤ ンゴン東部県警察部隊への取材で明らかになった。

「検視局で死亡者の遺体を調べた結果、感電死であったという診断が下された。郡区の裁判所に、診断書を既に提出している。」と、上記警察部隊の警官が述べた。

少年は、5月24日夕方、サクラタワー側から、ミンガラータウンニュン郡区所在ヤンゴン中央駅の改札方面に向かって、道路を渡ろうとして、歩道沿いの電柱近くにあった水溜りの中に踏み入ったところ、倒れ死亡したという事が、ミンガラータウンニュン郡区中央警察署により明 らかになっている。

その死亡事故を当初調べた時には、感電により死んでしまった様子が見当たらなかったと、ヤンゴン配電公社の責任者は5月31日に記者会見を行い、報道関係者に対し述べた。

歩道沿いにあった電柱近くの水溜りで起きた死亡事故を、ヤンゴン配電公社の責任者らが、調査グループを組織し調べるという事、道路脇電柱 の、電線装着が規定通りでなかったことによる、担当従業員らの過失の有無を取り調べる予定である事を、ヤンゴン配電公社 の副社長であるウー・ニョーミンは、その記者会見で述べていた。

上記の歩道脇電柱近くにあった水溜りでの死亡事故は、ミンガラータウンニュン郡区中央警察署により、死亡事件、事件番号8/16として起訴され、調査が行われている。今年5月にも、ライン郡区にて10歳の子どもが道路沿いの排水溝に落下し、這い上がろうとして傍にあった電線に触れ感電死したことが、ヤンゴン管区域警察署本部からの情報で明らかになっている。


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翻訳者:鈴木  聡
記事ID:2706