マンダレーで期限切れの医薬品5億チャット以上分を焼却処分

2016年07月03日付 The Voice 紙
マンダレー, 7月2日

一部の薬屋において、期限切れ薬品の販売が行なわれている中、マンダレー市の製薬会社と薬店が、期限の切れた医薬品5億チャット以上分を7月2日にエーイェイニェイン墓地で焼却処分したことを、マンダレー管区域食品・医薬品管理局(FDA)の担当者が明らかにした。

「期限切れの医薬品を焼却処分した。5月に調査した92の薬店から押収した医薬品と今回調査した医薬品が含まれている。薬屋の店主が協力して引き渡したものも含まれている」と同課長のジンジンヌエ博士が述べた。

そのようにして調査が行われたことにより、マンダレーのゼージョー市場の薬店約100店舗、5つの製薬会社、2つの民間診療所とマンダレー県の6つの郡区の薬店200余りから、合計5億1500万チャット相当以上の医薬品が焼却処分となったことを同局が明らかにした。

「大量の期限切れ医薬品を処分したことは極めて意義のあることである。これらを保管しておくことはできない。FDAと我々薬屋が共同で行ったのである」とゼージョー市場の薬屋の店主は述べた。

上述の期限切れ医薬品の焼却処分には、マンダレー管区域首席大臣ゾーミンマウン博士が出席した。

2016年現在、未登録の医薬品と期限切れの医薬品を4月に1回目として2億チャット分以上処分していたことが、FDAへの調査により分かった。

マンダレー管区域内に薬店は700以上あり、4月にマンダレー市内の90余りの店舗を調査したところ、ほとんどすべての薬店で服用すべきでないものが売られていたことが発覚した、とジンジンヌエ博士は述べている。


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翻訳者:入船友維
記事ID:2721