タイ・マハチャイで100人以上のミャンマー人労働者逮捕

2016年07月04日付 The Voice 紙
ミャワディー、7月3日

タイのマハーチャイ地域ウェッパッポー地区Trofcoパイナップル工場で働く労働者100人以上をタイ軍部と地域当局が7月1日午前中に逮捕したことが、上記地域にて労働者問題の支援者らから分かった。

事業主が事業名称を変更してくれなかったため(訳者注:本紙には左記の通り記載されているが、別の報道によれば「労働許可証に書いてある事業主名が実際の事業主と一致しなかったため」とある)、事業主名が一致しないことを理由に上記の労働者達を逮捕したと、同支援者らの発言によって分かった。

逮捕された労働者達をサムサコン県裁判所で取り調べをしているが、拘置所の土間の床で寝なければならないため、裁判所で命令を下されるのを待っていること、すぐにミャンマー労働省の責任者達が知ることができるよう協力を求めてあることが、ミャンマー大使館労働者支援保護委員会メンバーであるAAC同盟組織によって分かった。

逮捕された者たちは、外国人身分証明書と仮パスポートを所持していた労働者102人と、(移民労働者受け入れの)覚書制度で働きに来ている労働者25人であること、覚書制度の下で働く労働者らは契約にある規則通り働いているのではなく、異なる仕事場で仕事をしなければならない労働者らであることが、ミャンマー大使館労働者担当事務局より分かった。

7月3日の夕方5時までに得られた最新の情報によると、逮捕されたミャンマー人労働者の一刻も早い釈放のために、サムサコン県裁判所においてAACが解決に努めてくれていることを、同組織の広報担当者のウー・イェーミンが話した。


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翻訳者:星野純
記事ID:2723