タンルィン河に建設予定の水力発電所計画をシャン州政府が許可せず

2016年07月05日付 The Voice 紙
ヤンゴン7月4日


シャン州北部のタンルィン河に中国企業一社と合弁で建設予定のナウンパ水力発電所計画を一切許可しないことを、州政府の報道官であるウー・ソーニュンルィンが話した。

同計画は、シャン州北部のラーショー郡とタンヤン郡の間にあるタンルィン河に建設予定であり、中国のHydrochina Corporation社 と国内にあるIGE社が共同で建設することが州政府によって分かった。

「ナウンパ水力発電所建設のため、会社の人々は州政府に会いに来た。州政府としては、この計画を行う許可を与えないと決定した」とウー・ソーニュンルィンは話した。

同水力発電所計画を許可すれば、タンルィン河下流にある地域において、水嵩が増し(土地が)沈む危険に直面する可能性があることを、同氏が話した。

その他に、発電される予定の電力合計の90%を中国企業が得ることになっており、残りの10%のみをミャンマーが得るということが州政府によって分かった。

「この計画は、国内のある権力者の息子が関係している」とウー・ソーニュンルィンが話した。

上記の計画を実現するため、中国企業のHydrochina Corporation、国内のIGE社と水力発電所計画局の間で2014年に合意をしていたことが州政府によって分かった。


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翻訳者:星野純
記事ID:2727