市内4郡区の露店商排除を開始 (2016年12月2日 2)

2016年12月02日付 The Voice 紙
ヤンゴン 12月1日

 ヤンゴン市内4郡区で何年もの長期にわたり、公道を私物化して物を売り、道の利用者に迷惑がられてきた道路脇歩道の露天商の排除が、12月1日開始された。目撃者である地元民らが語った。
 市内4郡区の大通り11か所で、道路脇歩道上の露天商を、11月30日を最後に移動させたが、夕方になっても物を売っていたので、市内4郡区で露天商営業の許可を与えないと、告知しながら巡回したことを、ヤンゴン市開発委員会の担当者の1人が言った。
 「本日[12月1日]、当該郡区警察と開発委員との合同組織が露店を開かないよう警告した。露天商たちは彼らの困難を述べたので、それについては上層部役人に報告する。今日のところは、露天商に市内4郡区で物を売ってはならないことをマイクで告知しながら練り歩いた。」と同氏は述べた。
 ヤンゴン市の4郡区パベータン、チャウダダー、ラターとランマドーの大通りで商いをしている露天商たちを11月30日を最終期限として移動させ、12月1日、法律に基づき対処すると、ヤンゴン市開発委員事務局長のドー・フラインモーウーは述べた。市内4郡区の大通り11か所の露天商たちはもとの場所で継続して売る許可を出すよう求めたが、一切許可が下りることはないともヤンゴン市開発委員ドー・タンミンアウンが言った。
 「現在、移動するよう言われているが、カンナー[川岸]の夜市でまだ場所を得ていない。退去するよう言われた時には、道路の間で売るようにと言っていたが、今うまくいっていない。現在、カンナー通りで場所を確保するまでの間、規則を定めて一定時間、露店を出す許可をもらえるよう求めている。カンナー通りで場所を得たらすぐに移動する。」とパベータン郡区アノーヤター通りでサンダルを売る露天商のウー・ティンチョーが言った。
 現在、12月1日より、主な11か所の大通りであるボージョー通り、アノーヤター通り、マハーバンドゥーラ通り、コンデー通り、カンナー通り、パンソーダン通り、スーレーパゴダ通り、ランマドー通り、シュエダゴンパゴダ通り、ラター通り、ポンジー通りで、商売する許可を与えず、見つけたら排除していく旨、ヤンゴン市開発委員会が巡回告知している。
 法令を順守しない露天商たちを、該当郡区選出の議会代議員、ヤンゴン管区域政府の安全保障国境問題担当大臣自身が議長として加わった規則維持委員会、郡区の長、ヤンゴン市開発委員らが協力して、法的措置を講じることが、ヤンゴン市開発委員会からの情報でわかった。
 露店合わせて1600以上含む夜市をカンナー通り(タキンミャ公園近くからパンソーダン、カンナー通りまで)で11月23日から開き始めて、市内4郡区の露天商6000以上の中から1600余りに対し場所を配置し、午後3時から夜11時まで露店を出す許可を与えている。
 12月1日、商いをしていた露天商に対し、ヤンゴン市開発委員会と郡区警察が退去するよう警告したが、露天商たちは店仕舞いすることなく、引き続き露店を開いている。


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翻訳者:久宗美里
記事ID:3046