金融事業を拡大するため世界銀行が1億ドル融資 (2016年12月22日8)

2016年12月22日付 The Voice 紙
 小規模、中規模事業、金融事業を拡大していくため世界銀行がミャンマー政府に1億アメリカドルを融資したということが、世界銀行からわかった。
 ミャンマーの金融分野が発展し、安定した金融分野を確立し水準を高め、、全国の銀行業サービスを拡大するよう、そして融資と金融事業サービスを増加させるように改善を施していくということが、世界銀行からわかった。
 「国民とSME(中小企業)の事業に貢献しうる金融事業の拡大において、現在の計画が後ろ盾となるができるだろう」と、計画財務省の副大臣であるウー・マウンマウンは述べた。
 国内経済を発展させるためには主に金融事業の基盤を得ることが必要であり、このように国際組織から低金利の融資を得られれば、国内の小規模、中規模事業を拡大に大きな支援となりうるとMyanmar Microfinance Bankの役員が評した。
 「私たちの銀行は、国内の預金(事業)と、そこからの事業への融資を行なっているだけだ。一部の大手銀行は国際組織のもとから融資を受けてそれを元手に融資をしている」と同氏は述べた。
 ミャンマーの金融分野は発展しつつある国家経済に必要なことを効果的に補うことができておらず、金融サービス事業の利用において世界で最も遅れた国々の中に入っていると世界銀行東南アジア課長のMr.Ulrich Zachauが述べた。
 先の融資は開発途上国に対して特に的を絞った世界銀行グループの国際開発協会(International Development Association)の基金からであり、融資の期間は38年、返済猶予期間は6年で、無利子の長期融資である。


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翻訳者:萩原 和宏
記事ID:3134