2年間の経済発展とともにインフレ率も上昇しうるとADB報告書 (2017年4月7日 8)

2017年04月07日付 The Voice 紙
ヤンゴン 4月6日

 2017年と2018年の間にミャンマーの経済発展に伴って、インフレ率は7.5%まで上昇しうると、アジア開発銀行(ADB)の報告書で示された。
 今年2017年のGDP成長率は8%まで上昇すると推定しており、すでに発布されている経済に関する法律を実際に実行できれば、今年以降、経済成長率が上がっていくだろうとADBミャンマー事務所のエコノミクス・オフィサーであるドー・ティーダーミンが述べた。
 「今後の2年間でミャンマーでは輸入品への需要が大幅に増加するだろう。そのため、相応にインフレも起こるだろう」と彼女は言った。
 2016年にはGDPの伸びが期待されたものの、農産物の生産量が下がり物価の下落が起こったこと、エネルギー部門と建設業において投資が振るわなかったこと、建設業が一時的に停止していたことなどのために、GDP成長率が下落したと彼女は述べた。
 2015年にインフレ率は11%以上になり、2016年には経済発展が鈍化したため、6%まで減少したとADBの報告書にある。


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翻訳者:郷原拓海
記事ID:3308