マンゴー「セインタロン」の収入良好 (2017年6月8日 5)

2017年06月08日付 The Voice 紙
ヤンゴン 6月7日

悪天候のためマンゴー「セインタロン」は収穫が減少し国内外の市場で高値がついていると、マンダレーマンゴー協会代表ドー•タンタンスウェが述べた。
現在セインタロンマンゴーの国内における価格は1個500から1,000チャットの間であり、国外へ輸出する価格は800から1,200チャットまでであったことを同氏が話した。
「これまでは高くても300、400チャットまでであった。今年は国内でも値段が高く、中国側へ送り込む分についてもよい値がついている。現在は市場側が欲しい分ほど収穫できない状況になっている」と同氏が説明した。
セインタロンマンゴーを中国へ最も多く輸出しており、シンガポール、韓国、ロシア、UAEとマレーシアにも輸出していること、中国へはマンゴーをトンにしてを万単位で輸出しているけれども、他国へはトンにして百の単位程度しか輸出できていないことがマンダレーマンゴー協会の話から分かった。
「ロシアや韓国などへ輸出する場合、彼らは果実を取り扱わない。価値を高めた加工品などの種類だけを取り引きする。塩水に浸しているもの、冷凍済みマンゴーなどだけを購入する」とマンゴーの販売人ウー•ティントゥンが話した。
毎年中国側へ、ムセの国境貿易を通してマンゴーを4万トン近く輸出できており1,000万米ドル以上得ていること、今年も4万トン近く輸出することができるだろうと期待していることがミャンマー農作物生産販売者協会への聞き取りで分かった。
セインタロンマンゴーは国外の市場のみならず国内でも値段が高くなっており、セインタロンとマチッスーの種類だけを買うことが多いこと、中国の商人らとしてもセインタロンをより高値で買うことが同協会への聞き取りで分かった。


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翻訳者:金子愛
記事ID:3547