ミャンマー人1万人余り、中国から送還(2017年12月14日 28)

2017年12月14日付 The Voice 紙
ムセー、12月13日

 様々な理由によって中国で逮捕・収監されていたミャンマー人を中国の瑞麗警察が送還したところ、2016年6月から今年の12月12日までにミャンマー人10430人が送還されたと、ムセー市の入国管理局第7分所のウー・ティンセイン副課長が話した。
 上記のミャンマー人10430人はムセー市にあるシュエナンドー・ゲートと、チンシュエホー市にあるヤンロウンチャイン・ゲートより送還された。
 12月12日の午後にも、中国国内で収監されていたミャンマー人160人が中国から送還されたことを入国管理局が明かした。
 中国にある各刑務所に収監されているミャンマー人をできる限り早く送還するために、二カ国間で調整中であることをウー・ティンセイン副課長が続けて述べた。
 上記の移送されたミャンマー人10430人のうち、男性は7142人、女性は2097人であり[訳注―合計値が合わないが原文のママ]、出稼ぎ目的で中国へ入国しようとした者たちであること、中国の瑞麗市では警察が入国してきたミャンマー人に対し、中国の発行した国境通過許可書、中国国内での在留許可証、労働者身分証明書、雇い主の同意書、健康診断書の所持のほか、麻薬常習性の有無を調べ、必要な書類が充分ではない者や麻薬常習者を逮捕したことを入国管理局が明かした。
 「瑞麗に着いた当日に、中国の警察から取り調べを受けた。私たちが何の書類を持っていなかったため、逮捕したのだ」と12月12日午後に中国の瑞麗警察から送還されたマンダレー管区ナトーヂー郡出身者は話した。


同じジャンルの記事を見る


翻訳者:星野純
記事ID:4057