取り締まりが多いため、在タイのミャンマー人らが帰郷、今日までに帰郷者は10万人以上に(Vol.6/No.168, 10月24日1-1, 2-4)

2018年10月24日付 The Voice 紙
ヤンゴン、10月23日

 タイの国家安全計画事項に基づき、証明書を所持していない外国人への取り締まりを開始して以来、故郷へ帰ったミャンマー人労働者が11万人以上いたという旨を在タイのミャンマー外交官ウー・アウンキンミンが述べた。
 「タイが逮捕した者のリストは渡さない。しかし、取り調べ後に証明書を所持していない者、ビザの偽装や犯罪刑罰に該当する者達が複数故郷へ帰った。帰国受け入れ拠点から送り返したのは11万人いた」と同氏が述べた。
 サムサコン(Samut Sakhon)県クラトゥムベーン(Krathumbaen)郡のオムノイ(Om noi)地域にあるミャンマー人労働者が暮らす40部屋を調査したところ、10月22日にはミャンマー人労働者12名が宿泊者名簿に名前の記載が無かったという旨をタイのミャンマー人労働者問題を扱うウー・ソーマウンが述べた。
 タイに入国した外国人に関する事件、不法入国の労働者、不法に国境を越える事件がある為に、タイの安全水準を高めるべくタイの警察と入国管理局が共にサムサコン県クラトゥムベーン郡のオムノイ地域とトムン地域を調査した。
 現在、タイにいるミャンマー人労働者を国家安全計画事項に基づき、書類や証明書は十分に揃っているとしても宿泊者名簿に記載が無い者を逮捕していること、記載が無い労働者1人に対し罰金2,000バーツ(約10万チャット)と10万バーツ(約50万チャット)を払わなければならないことについて、労働者問題を扱う人達が述べた。
 タイにいる外国人労働者らに証明書を作る為の期間を2017年から2018年6月30日までと定め、最終日以降に証明書を所持していない外国人を逮捕している。
 現在、ミャンマー人労働者が住む地域を調査しており、証明書の無いミャンマー人労働者2,500名以上を逮捕した。


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翻訳者:鎧塚ひとみ
記事ID:4565