クッカイの一家が中国に売られる

2019年05月19日付 The Voice 紙
ヤンゴン 5月19日

シャン州北部のクッカイ郡マインユーレー村の30歳女性とその息子2人を中国に売り飛ばしたとして、3人を人身取引防止法第24条で告訴したことがムセ市人身取引防止・抑制警察隊から分かった。

 「取引された女性の夫は麻薬を常用していた。母子は全員連れ去られた。今もなお、中国国内の何処にいるか行方を捜している」と同警察隊の警視正ウー・チョーニュンが述べた。

 中国に売られた女性は年齢30歳で4歳と1歳の息子も共に売られ、犯人の女性は近所に住んでいた者であると同氏は述べた。

 容疑者をパンセ―市民軍司令部の管轄下にあるナムカム市の市民軍が3日間拘留していた際に主犯格の女性は逃亡してしまい、残りの2人を5月17日に正式に告訴したとウー・チョーニュンは述べた。

 同警察隊によれば、上記の家族は中国の雲南省騰衝市(テインチョン市)で2万元(ミャンマーチャットで450万チャット)で取引されたという。


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翻訳者:横井友哉
記事ID:4798