新型コロナ対策について、ジョコ大統領とトランプ大統領が電話会談

2020年04月25日付 Kompas 紙
去る4月24日、新型コロナウイルスに関するホワイトハウス定例会見にて、一人の記者を指差すトランプ大統領。
去る4月24日、新型コロナウイルスに関するホワイトハウス定例会見にて、一人の記者を指差すトランプ大統領。
新型コロナウイルス対策に関するジョコ大統領とトランプ大統領会談の内容

写真説明:

写真説明:
去る4月24日、新型コロナウイルスに関するホワイトハウス定例会見にて、一人の記者を指差すトランプ大統領。

ジャカルタ、KOMPAS.com 配信
ジョコ・ウィドド大統領は去る4月24日インドネシア西部時間午後八時、ボゴールの大統領宮殿でドナルド・トランプ・アメリカ合衆国大統領と電話会談を行った。
両大統領は、新型コロナウイルス感染症対策について意見を交わした。

大統領府の公式発表よると、ジョコ大統領は、新型コロナ対策においてインドネシア政府とアメリカ政府が密に協力していくと述べている。

両大統領は、人工呼吸器や防護服、マスクなどの医療用品や医療従事者用の防護用品の不足への対応について協議した。

人工呼吸器に関しては、トランプ大統領は、アメリカ国内での人工呼吸器の製造に向けた動きについて説明し、準備が整い次第インドネシアへ輸送する予定だと述べた。

各国の対策班が、引き続きこの協力関係を維持していく。

また会談の中で、両大統領は互いに、犠牲者となったそれぞれの国民に対し哀悼の意を表し、その他にも、新型コロナ収束後の景気回復のあとに貿易と経済の分野でのパートナーシップを強化することに同意した。

一方で、トランプ大統領は自身のツイッターで、インドネシアの人工呼吸器不足の解消に向けた支援の準備はできていると述べた。

「友人である、インドネシア共和国のジョコ・ウィドド大統領とちょうど話したところだ。彼は我々が提供する人工呼吸器を求めた。我々は素晴らしい協力関係にある」と同大統領は述べ、アメリカ政府は、人工呼吸器を少なくとも発展途上国4ヵ国へ提供し、新型コロナを乗り越えるための支援を行うと表明した。

トランプ大統領は、インドネシア、エクアドル、エルサルバドル、ホンジュラスの各国大統領と電話で話したと述べている。

同大統領はその中で重要な医療機器である人工呼吸器の輸送を約束したという。

大統領はツイッターで、エクアドル共和国のレニン・モレノ大統領との会談について触れ、「我々は不足状態の人工呼吸器を送る予定で、その多くは最近製造されたものであり、その他の方法でも彼らを手助けするつもりだ」と述べた。


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:原 萌恵
記事ID:5166