今回の国家オンライン・ブックフェアで売り出された本は、価格の３％を新型コロナウイルス感染症防止支援基金に寄付する。

　４月19日、ハノイで、情報通信省が、第７回ベトナム図書の日を歓迎する国家オンライン・ブックフェアを開幕した。
　これは、新型コロナウイルス感染症予防の緊急措置の実行に関する首相指示16号に対応するために、初めてオンラインで行われたブックフェアである。
　国家オンライン・ブックフェアはbook365.vnのアドレスで開かれている。「読書で知性を向上させて、感染症の危機を乗り越える」というテーマで、４月19日から５月20日までbook365.vn (情報通信出版)で行われる。
　国家オンライン・ブックフェアは、テレビ会議技術や、オンライン書店、４GオンラインチャットといったVitranet24が後援する最高峰の先進技術を運用している。最低でも1000万回のアクセスと数十万人の人々の参加を目指している。
　国家オンライン・ブックフェア2020には、全国の大規模な24の出版社、25の書籍発行会社を含む49の組織が参加しており、約一万タイトルの印刷書籍を紹介したり、約一万冊の電子書籍にアクセスできる。
　読者同士をつなぐための便利な機能の開発に基づいて、ブックフェアは、全国の読者と作家、訳者、研究者、起業家、出版事業を行っている芸術家らと読書文化の課題を共有するために、オンラインで交流する多くのイベントも開催する。
　ブックフェアでは、送料無料・割引や新型コロナウイルス感染症防止支援基金の立ち上げなど顧客への感謝企画も行っている。
　国家オンライン・ブックフェアで販売されている本は正規品で品質が保証されており、本のカバーに書かれた価格の25％割引になっている。
　主催者はまた流通業者の一部の後援を取り付け、オンライン・ブックフェアでの最初の２万冊の注文は、送料無料で購入者の手に届けられる。その後の注文は、送料の30％がサポートされる。
　オンライン・ブックフェアは、新型コロナウイルス感染症が流行する中で、人々の精神生活を向上させる手助けとなっている。
　さらに今回のブックフェアで売り上げられた本は、価格の３％を新型コロナウイルス感染症防止支援基金に寄付される。
　同時にブックフェアは、読書文化の発展を促し、出版社や書籍発行会社が自社の本を読者に届ける助けとなる。

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　この企画のもぐりの本や偽物の本にノーと言おうというメッセージは、人々が正統な価値ある書庫に触れる機会を増やすための環境も作っている。
　国家オンライン・ブックフェアの開幕ボタンを押し、スピーチを行ったベトナム出版協会会長でもある情報通信省ホアン・ヴィン・バオ大臣は、オンライン・ブックフェアは国中が新型コロナウイルス感染症と向き合っている日々に、読者が本に触れる機会を増やしたり本への愛着を大きくしたり、読書の習慣を定着させる手助けとなると述べた。
　今回行われた方法は、国全体が手を取り合って感染症に立ち向かう日々の中で読者が本に触れる機会を増やし、本への愛着を呼び起こし、読書の習慣を定着させる助けとなっている。同時にブックフェアは、デジタル経済に足を踏み入れる出版業界が、新たな方向性を開き、市場を開発し、重要な一歩を進む手助けとなっている。
　2014年に、首相は首相決定284号に署名し、毎年４月12日をベトナムの図書の日とした。
　過去６回にわたって行われたベトナム図書の日は全国の多くの読者の支持を受け、社会の美しい文化となっている。